103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 13:38:59.69 ID:YU5czjZ8o
《あはは、あははははは!》
意志に関係なく身体を震わせながら四人はそれを見つめるしかできない。
《すごい、すごいよ! なんでもできる、なにもかもわたしの思うままだよ! 世界は、これで終わる!》
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 13:46:32.14 ID:YU5czjZ8o
闇がその手に掴んだ暗い光の矢でさやかの両手首を貫く。
《あはッ♪ 終わらせてあげるよ、総てを!》
【こんなもんであたしを止められると思ってんなよ!】
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 13:53:07.61 ID:YU5czjZ8o
《えへへ。二人まとめて壊してあげる♪》
風を切る穂先、柄、そして杏子の拳に続いて左足刀。
側方へと移動しながらそれらを捌いた闇へと銃弾を撃ち込みながらマミが歩み寄る。
闇に掴まれたマスケット銃を放棄してマミのハイキック。
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 13:54:50.92 ID:YU5czjZ8o
鎖を蹴って闇に飛びかかる杏子。
「てめえなんかに終わらせねえ! まどかも返してもらう!」
微笑みを浮かべた闇が杏子の二本目の槍を弓で受け止める。
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 14:00:31.69 ID:YU5czjZ8o
《このっ!》
「だりゃあっ!」
弓手をあげた闇の懐に杏子が飛び込む。
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/31(日) 14:01:53.26 ID:YU5czjZ8o
あれ…? ちょっと中断
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 20:34:15.53 ID:YU5czjZ8o
「やれ! マミ!」
《!》
再び見上げた闇の上で、ぼろぼろになったマミが落下しながら胸元のリボンをちぎり捨てた。
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 20:38:48.44 ID:YU5czjZ8o
鎖とリボンの要塞が宙に溶ける。
杏子は血を吐いた。
「じゃ、あ、な。雑魚、ヤロー……」
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 20:40:44.56 ID:YU5czjZ8o
【!】
《さやかちゃん、わたしだよ、まどかだよ!》
寸前で制動をかけるさやか。
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 20:43:49.98 ID:YU5czjZ8o
それを呆然と見たさやかは、
【……ぇ】
ゆっくりと顔を上げる。
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 20:47:57.87 ID:YU5czjZ8o
闇が笑いながら鎖をやすやすと千切ってふわりと降りていく。
立ち上がろうとしたほむらの手を闇が踏みつけた。
「うあ!」
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