120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 21:20:30.95 ID:YU5czjZ8o
【斬っれろおおおおおおおおおっ!】
さやかの黒刀が鮮やかな蒼色に光り輝く。
「書き換えられた因果の定数まで【断ち切る】のかい。さやかの魔獣」
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2013/03/31(日) 21:24:10.43 ID:YU5czjZ8o
「囮だバーカ」
唇の端を吊り上げて杏子が両手を組んだ。
床から伸びたいくつもの槍が闇を貫く。
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2013/03/31(日) 21:31:31.41 ID:YU5czjZ8o
【なに、さ、これぇっ!】
後方宙返りで距離を取るさやかを追うようにして空間が断続的に"閉じる"。
「三次元空間の存在因果そのものに対する消滅改編だね。巻き込まれればその部分はこの世界との繋がりを消し去られて二度と戻ってこないだろう」
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2013/03/31(日) 21:35:33.50 ID:YU5czjZ8o
【遅いっての!】
《――球・展開》
指を広げる闇。
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2013/03/31(日) 21:38:48.25 ID:YU5czjZ8o
「さやか、危ねえ!」
光の刃が反応の遅れたさやかの左の膝から下を斬り飛ばす。
【あぐっ!】
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2013/03/31(日) 21:42:26.79 ID:YU5czjZ8o
「はぁっ、はあっ……! 強すぎる……!」
息を切らせて闇を睨むほむら。
「さて、そろそろ終わらせようか。この星が絶望のるつぼとなって、宇宙のエネルギー源となれることを歓んでほしい。
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2013/03/31(日) 21:46:41.74 ID:YU5czjZ8o
「マミ、あぶねえッ!」
迫った光刃を杏子が槍で受け止める。
だが、その槍もろとも切り裂かれる杏子。
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2013/03/31(日) 21:51:11.95 ID:YU5czjZ8o
「あああああああああああ!」
血を流して意識を朦朧とさせている杏子をひっぱり、マミに抱きついて消火を試みる。
「さやか! さやか! さやかああああああああっ!」
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2013/03/31(日) 22:02:28.17 ID:YU5czjZ8o
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2013/03/31(日) 22:11:01.36 ID:YU5czjZ8o
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「………!?」
"閉じた"と思われたさやかの空間が光に包まれる。
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