125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 21:42:26.79 ID:YU5czjZ8o
「はぁっ、はあっ……! 強すぎる……!」
息を切らせて闇を睨むほむら。
「さて、そろそろ終わらせようか。この星が絶望のるつぼとなって、宇宙のエネルギー源となれることを歓んでほしい。
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 21:46:41.74 ID:YU5czjZ8o
「マミ、あぶねえッ!」
迫った光刃を杏子が槍で受け止める。
だが、その槍もろとも切り裂かれる杏子。
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 21:51:11.95 ID:YU5czjZ8o
「あああああああああああ!」
血を流して意識を朦朧とさせている杏子をひっぱり、マミに抱きついて消火を試みる。
「さやか! さやか! さやかああああああああっ!」
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:02:28.17 ID:YU5czjZ8o
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129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:11:01.36 ID:YU5czjZ8o
29
「………!?」
"閉じた"と思われたさやかの空間が光に包まれる。
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:16:15.31 ID:YU5czjZ8o
制服姿で、さやかの手を握っている。さやかは残っている右目を見張った。
【まどか……!? ほんとうに……!?】
「うん。ほんとうだよ、さやかちゃん」
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2013/03/31(日) 22:22:09.00 ID:YU5czjZ8o
「あなたにはわからないよ。インキュベーター」
「どういうことかな。鹿目まどか」
「魔獣の"心"だよ」
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:26:11.99 ID:YU5czjZ8o
「……ふむ。疑問点は残るけれど、とりあえずあれは魔獣だということにしておこう。
けれど、まどか。君は、まさか、魔獣に心があるとでもいうのかい?」
「そうだよ。魔女にも、魔獣にも、みんな心がある。たしかにわたしは魔獣の心に飲み込まれた。
でも、インキュベーター。あなたが魔獣の心を消して支配したから、わたしは出てくることが出来たんだよ」
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:33:45.66 ID:YU5czjZ8o
「わたしの武器は魔法じゃないよ。本当の武器は心なの」
胸に手をあてるまどか。
「心? そんなちっぽけなもので世界を救えるとでも?」
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 22:38:36.89 ID:YU5czjZ8o
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【ここは……】
いつのまにか傷の癒えている四人が辺りを見回す。
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