167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/01(月) 01:02:06.32 ID:R+37fY28o
「杏子ちゃん、離れて」
「なに言って……これは、オイまどか!」
まどかの存在の内側からぞろぞろと黒い糸のようなものが生え出て、まどかの身体を覆っていく。
糸が杏子のほうにも伸びて巻き付こうとしてきたので、慌てて振り払い、飛び退く。
「この魔力パターン……、――まさか、魔女なの!?」
「円環の理が暴走することで、なかに封じられていた魔女が出てきてるんだと、思います」
「なに冷静に言ってんだまどか! くそっまどかから離れろよォッ!」
マミが立ち上がり、銃を構える。
狙うのは幼子のような姿をした円環の理である。
「この子さえ倒せば……!」
一発、二発、さらに何発も幼子に銃弾が叩き込まれるが、笑っているばかりでまったくダメージがない。
ぽとりとマミが銃を取り落とす。
「マミ! しっかりしろ!」
「ち、違うの、佐倉さん……私、も」
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