38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 22:41:11.56 ID:Np/hgcC7o
今度は四人のすぐ後ろで、ばつんと音を立てて回廊が千切り落とされる。
「あいつだ!」
「急いで!」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 22:51:20.52 ID:Np/hgcC7o
虚無へと崩落していく回廊を蹴って扉へと跳ぶ。
「着地! 10点!」
さやか、マミ、杏子と無事にたどり着いた。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 22:54:45.61 ID:Np/hgcC7o
13
灯りが笑う。
落ちる二人を歓迎するように。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 22:57:47.74 ID:Np/hgcC7o
落ちる。
落ちていく。
底を見透かせない闇の底から無数の手がふたりを掴もうと伸びている。
「そんなの―――知るかああああああ!」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:06:18.81 ID:Np/hgcC7o
14
「マミさん!」
灯りも見えなくなった暗がりのなかで、さやかはいつのまにか巻き付いていた手首のリボンを引っ張った。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:10:09.36 ID:Np/hgcC7o
「いててて……」
「杏子、やりすぎ……」
そこは四方に階段が配置された大広間だった。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:12:47.16 ID:Np/hgcC7o
ぐねりと起き上がったそれが、嗤った。
【アハハハハハハハッ!】
ワルプルギスの夜の魔獣である。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:18:33.75 ID:Np/hgcC7o
「ほむら!」
「また、お前と戦うことになるなんてね。ワルプルギスの夜……!」
膝立ちのまま弓を構えたほむらが吐き捨てた。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:22:20.05 ID:Np/hgcC7o
瞬時に決断したマミが走り出す。
「佐倉さん、いくわよ!」
「ちっ……早く追いつけよ!」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/29(金) 23:26:46.02 ID:Np/hgcC7o
あれ?今日はここまでで
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/29(金) 23:35:14.99 ID:up9SZvtAo
乙
前作で希望のある世界かと思ったらこれだよ!
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