80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 00:34:34.17 ID:YU5czjZ8o
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「どけェッ!」
杏子の振り回した槍が使い魔の群れを吹き飛ばす。
「散りなさい!」
マミが瞬時に十丁のマスケットを連射し、使い魔に風穴をあける。
できた隙間を杏子が駆け抜ける。
その左右に鎖による壁が作られていく。
「だああああああっ!」
正面から押し寄せてくる竜の首をした使い魔たちに槍を投げつけて爆砕。
残骸を踏み越える一体を下段から斬り捨て、そのまま柄で二体目の首をごきりと折る。
牙を剥く竜の口に穂先を突っ込んで跡形もなく爆破させて、杏子はさらに押し通る。
「ダンスの時間よ!」
軽やかに回転したマミの両手と足元にマスケット銃が召喚される。
一回、二回、三回。
マミが回転するたびに面白いように使い魔たちが撃ち抜かれていく。
伸び上がった竜の首が口を開けて炎を吐き出した。
「あら。そんな火じゃお湯も沸かせないわよ?」
竜の懐に飛び込んだマミが銃身を叩きつける。
左から接近してきた使い魔をもう片方の銃で射撃。
マスケット銃を新たに掴みながら竜を煉瓦畳に倒してその向こうの使い魔を撃つ。
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