99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 13:20:16.94 ID:YU5czjZ8o
25
四人がたどり着いたのは、不思議な光に満たされた伽藍である。
正面の祭壇の前で少女の姿をした闇と感情のない地球外生命体が待ち構えていた。
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2013/03/31(日) 13:24:42.26 ID:YU5czjZ8o
さやかが両手の黒刀を握り直す。
【あんたなんかに終わらせやしない。あたしが見つけたのは、世界を守る力だ!】
ほむらが矢をつがえる。
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2013/03/31(日) 13:30:55.44 ID:YU5czjZ8o
「だから、君はもう休んでいいんじゃないかな。二度と目覚めない、絶望のなかでね」
「……!」
「てめえッ」
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2013/03/31(日) 13:33:48.26 ID:YU5czjZ8o
撃ち込まれたほむらの矢をかわしながら杏子をさやかへと投げる闇。
びしゃびしゃと血をこぼす杏子を抱き留めてさやかは後退。即座に治癒を開始。
「それじゃあ始めるよ。さぁ、君の力で世界を変えよう――まどか」
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2013/03/31(日) 13:38:59.69 ID:YU5czjZ8o
《あはは、あははははは!》
意志に関係なく身体を震わせながら四人はそれを見つめるしかできない。
《すごい、すごいよ! なんでもできる、なにもかもわたしの思うままだよ! 世界は、これで終わる!》
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2013/03/31(日) 13:46:32.14 ID:YU5czjZ8o
闇がその手に掴んだ暗い光の矢でさやかの両手首を貫く。
《あはッ♪ 終わらせてあげるよ、総てを!》
【こんなもんであたしを止められると思ってんなよ!】
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2013/03/31(日) 13:53:07.61 ID:YU5czjZ8o
《えへへ。二人まとめて壊してあげる♪》
風を切る穂先、柄、そして杏子の拳に続いて左足刀。
側方へと移動しながらそれらを捌いた闇へと銃弾を撃ち込みながらマミが歩み寄る。
闇に掴まれたマスケット銃を放棄してマミのハイキック。
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 13:54:50.92 ID:YU5czjZ8o
鎖を蹴って闇に飛びかかる杏子。
「てめえなんかに終わらせねえ! まどかも返してもらう!」
微笑みを浮かべた闇が杏子の二本目の槍を弓で受け止める。
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/31(日) 14:00:31.69 ID:YU5czjZ8o
《このっ!》
「だりゃあっ!」
弓手をあげた闇の懐に杏子が飛び込む。
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/31(日) 14:01:53.26 ID:YU5czjZ8o
あれ…? ちょっと中断
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