過去ログ - 劇場版・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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[saga]
2013/03/29(金) 23:09:50.01 ID:4764DHEAO
〜20〜
鳴護「(当麻君達って何者なんだろう?これを見る限り、三人一緒に住んでるって事なんだろうけど)」
上条と麦野がベランダで夜風に当たっているのと時同じくして、鳴護とインデックスはお風呂に浸かっていた。
ちょうど湯船で向かい合わせになるようにし、インデックスが鼻歌を歌い、鳴護が抱えた膝の上に頬を乗せる。
その視線の先には『わたしの』『しずりの』『とうまの』と書かれたそれぞれ異なるメーカーのシャンプー等。
鳴護「ねえ、インデックスちゃん」
禁書目録「なーにー?」
鳴護「当麻君と貴女達ってどういう関係なの?」
禁書目録「とうまがご飯を作って、しずりが味に文句を言って、私が食べる関係?」
鳴護「(それじゃわかんないよ)でも、当麻君の彼女さんって」
もしかして妻妾同衾?という言葉が頭を過ぎるがそれは違うのではないか、と鳴護の女の勘が囁いている。
鳴護「一度もあたしの名前呼んでくれないね……」
禁書目録「……やっぱりわかっちゃう?」
それは麦野が一度も鳴護の名前を呼ばない事と、上条に接する所からかなり気も独占欲が強いと感じられた。
そんな女性が二股など許すはずがないだろうと。だとすればインデックスはそれ以外のポジショニングかと。
禁書目録「気にしないで。しずりは私と短髪以外女の子の名前を呼ばないんだよ。あいさもそうだった」
インデックスがアヒルのおもちゃを俯く鳴護の所へ泳がせながら苦笑する。フォローが大変なんだよと。
禁書目録「あいさって言うのは私の友達でね、やっぱりありさみたいに色んな人に追い掛け回されて……」
鳴護「うん」
禁書目録「とうまがそれを助けようとして死にかけたの。それも私のせいでしずりと大喧嘩してる最中に」
鳴護「」
禁書目録「それからしずりは女の子の名前を呼ばなくなったの。色んなものをなくして、変わっちゃった」
鳴護「」
禁書目録「でもあいさは部屋にも入れてもらえなかったから、ありさは少なくとも嫌われてはいないかも」
歌詞に起こすには濃過ぎる愛の形に、鳴護の笑みに汗が流れる。
鳴護「そ、そう。大人の女の人って難しいね」
禁書目録「しずりはまだ××歳なんだよ?大人じゃあないかも」
鳴護「」
麦野『ぶぇっくしょーい!ちくしょー!』
上条『ほら、冷えて来たから中入るぞ?』
その日一番の衝撃に、ベランダから豪快なくしゃみが響き渡り。
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