過去ログ - 劇場版・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/29(金) 23:17:55.07 ID:4764DHEAO
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鳴護「ううん!本当だよ!あたしデビューしたんだよ!うん!」

麦野「インデックス、頭に入った?」

禁書目録「うん。これなら大丈夫!」

シャットアウラ、レディリーによる監視が続く中、麦野達は並んでハイヤーに揺られつつ高速道路を走る。
鳴護はデビューが決まった事を知り合いにでも報告しているのか携帯電話が手放せない。その傍らでは――
麦野が朝、インデックスにお使いに行かせたある物を広げていた。それは学園都市の詳細な地図帳である。

禁書目録「歩くと迷いそうだけど、車を使えば問題ないんだよ。こういう平面図の方が頭に入り易いかも」

麦野は万が一の時に備えて、身を隠す必要に迫られた際の避難先、逃走経路、合流地点を教えていたのだ。
その中にはホテル、個室サロン、貸しプール等他の事件でインデックスも身を隠した場所なども含まれる。
それに麦野の暗部の経験則から割り出したルートと、神裂やステイル達から逃げ回っていた経験値を足す。
そうする事で、自分や上条の手が回らず彼女一人で鳴護を守らなくてはいけない場合にも選択肢が増える。

禁書目録「しずりはすごいかも。映画のボディーガードみたい」

麦野「お生憎様ね。私は殺し屋だよ。ただし上に元がつくけど」

禁書目録「しずり!」

鳴護「わかった!今からそっちに行くね!皆の分あるからね!」

麦野「はいはいわかったわかった。なんであんたが怒るのよ?」

禁書目録「そんな風に言うととうまが悲しむし私も哀しいかも」

幸い鳴護は話に夢中で二人の会話は耳に入ってないが声は小さくなかった。インデックスは思うのである。

禁書目録「(……どうしてそんな自分が幸せになっちゃいけない人間みたいに突き放すの?しずり……)」

流れ行く車線を頬杖をついて見やる麦野の横顔を見る度に、どこか遠くに行ってしまいそうになるのだと。
後に麦野は、文字通り自分の流した血の海に溺れ死にそうになりながら己の過去と向き合う事となるのだ。
だがこの時はまだ茨の道の途中にあり、それを乗り越えるのはまた別の話である。そこで鳴護が向き直り。

鳴護「あのー、沈利ちゃん?」

麦野「ちゃんはやめろ」

禁書目録「ぷっ、しずりちゃん」

麦野「ぶち殺すぞ。それで何?」

頬杖を突いたままトイレ休憩?と流し目を送ると鳴護が見返し。

鳴護「一カ所、寄って欲しい所があるの」




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