過去ログ - 劇場版・とある星座の偽善使い(フォックスワード)
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[saga]
2013/03/29(金) 23:20:40.79 ID:4764DHEAO
〜28〜
少年「アリサ姉ちゃん!」
少女「おかえりなさい!」
鳴護「皆!久しぶりだね」
園長「あらあら、お友達も一緒?」
禁書目録「うん!ありさの友達!」
麦野「おいおい、私は違、痛っ!」
バシッと言うインデックスに尻を叩かれる音が響き渡る場所。それは鳴護が三年前に引き取られた施設。
彼女は彼等にデビューの報告をしに来たのである。自分にとっての始まりとも言う場所(ホーム)へと。
その鳴護が花壇で子供達の相手をし、インデックスが加わり、麦野が少し離れたジャングルジムに凭れ。
麦野「(あいつ今日はおやつ抜きかくていね。それにしても)」
鳴護「あははははは!」
麦野「(……成る程ね、あいつの性格はここから来てるのか)」
お尻をさすりながらその様子を見やる。恐らく彼等は、絹旗と同じような『置き去り』の子供達であろう。
だが決定的に違うのは、その相貌に影が、その双眸に闇が見え隠れしていない事。それに尽きるだろうと。
園長「驚きました?」
麦野「……まあね」
禁書目録「ぐ・り・こ!」
少年「ち・よ・こ・れ・と!」
少女「ぱ・い・な・つ・ぷ・る!」
鳴護「インデックスちゃんの負け!」
園長「彼女がここに来るまでは、うちもよそとそんなに変わりませんでした」
麦野「……そう」
園長「夜泣きする子も居て。そんな時、あの子が子守歌を歌うと自然と泣き止むんです。不思議ですねえ」
何故そんな事を私に話すのかと麦野はややささくれ立った思いで園長を見返す。だが園長はにっこり笑い。
園長「鳴護とは私が名付けました。記憶をなくした迷子のような彼女には相応しくないかも知れませんが」
麦野「………………」
園長「字の中に“護り”と入れました。白紙から始まったあの子が辿る軌跡(みち)に加護があるように」
麦野「………………」
園長「例え、道に迷う事があろうとも帰る場所があるようにと」
泥んこになって遊ぶ子供らを見つめながら麦野は思う。帰るべき場所、待っている人々、麦野にないもの。
麦野「もしもし」
取り出す携帯電話。二度とかける事はないと決めた番号。だが消す事の出来なかったそれに声を吹き込む。
麦野「話がある」
上条達がなんと言おうと、所詮自分は掃除屋だと自嘲しながら。
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