過去ログ - 銀さん「魔法少女リリカル銀さん」なのは「始まらないで下さい」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/03(水) 08:07:10.44 ID:gMXFZPIN0

次の日の夕方、銀時はコンテナの裏に隠れて外の様子をうかがっていた。
外を幽鬼の如く歩く、恐ろしい敵から逃げる為に。

美由希「おらぁ何処いった天然パーマァ!!また商品盗み悔いやがって、見つけたらたたじゃおかねぇからなあぁぁぁ!!!!」

銀さん「とと・・・暫くここで時間つぶすか・・・ぁ?」

フェイト「・・・・・・・・・」

銀さん「・・・よう」

フェイト「・・・・・・・・・」

銀さん「・・・え、何?おたくらもサボり?だよねぇ常にあんなに気を張って宝石探しやってるワケねーよなぁアハハ」

フェイト「・・・・・・そのジュエルシード、回収させてもらう」

銀さん「・・・・・・」

 銀時はフェイトの視線の先を見る。丁度自分の後ろにあるコンテナの陰に、青く光る宝石があった。

銀さん(か、完全に気づかなかったああぁぁぁ!!何でこんなとこにあるんだよマジ空気読めよジャガリコフーズウウゥゥゥゥ!!!!)

フェイト「・・・貴方は、何で」

銀さん「・・・あ?」

フェイト「家族でもないあの子に、そこまで協力できるの?」

銀さん「・・・何を言ってるんだか、家族だぜ?なのはもユーノも・・・な!!」バッ

バルディッシュ『Size Form』

銀さん「おせえ!!」ガギッ

フェイト「く・・・!!」ツバゼリアイ

なのは「銀さん!!」

銀さん「なのは・・・!!」

 そこで銀時はとっさに考えた。
 フェイトと鍔ぜり合っている銀時、そして銀時を挟むようにしてなのは。
 なのはとフェイトの間に起きた昨日の爆発・・・
 体内に入ったジュエルシード・・・

銀さん(あれ・・・)

ユーノ『あの爆発が今度はここで起こるかもしれないんですよ!?』スヨ・・・スヨ・・・スヨ・・・

銀さん(この状況、やばくね?)

なのは「銀さん、じっとしてて!!」

銀さん「待て待て待て待ってええぇぇぇ!!!!ストップ!!ストォォォォップ!!!!」

クロノ「ストップだ!」

 その時、なのはとフェイトは驚愕した。
 自分達の間に、一瞬の間もおかずして国威の少年が現れたからだ。

クロノ「時空管理局執務官、クロノハラオウンだ・・・悪いが、君たちには次元震発生の容疑がかかっている。速やかにご同行願いたい・・・」

アルフ「管理局・・・っ!!」

フェイト「くっ・・・!!」バチッ

なのは「だ、駄目ぇ!!撃ったら駄目だよ!!」


 なのはの叫びが通じたのか、フェイトの手が止まった。
 なのはは直感で感じていた、今クロノを撃つことは何かしらの罪につながると。
 そして、なのははまた直感的に、フェイトに罪がかぶらないようにしたのだ。
ーーしかしーー




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