過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:09:37.74 ID:Ip6KJfEp0
だが、
「どのみち私はもう終わってる。戻る場所も何もない」
「あの三人がいるじゃない」
以下略
344
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:11:29.98 ID:Ip6KJfEp0
ジッと麦野を見つめる美琴に、麦野は観念したように大きくため息をついた。
ゆっくりとした動作で起き上がって、呟くように答えた。
「……ああそうだよ。怖いさ、拒絶されるのが。
ハッ、笑えよ超電磁砲。天下の第四位サマはずいぶんと臆病者になっちまったみたいね」
以下略
345
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:13:55.07 ID:Ip6KJfEp0
麦野は過去の光景を思い出す。
いつものファミレスに屯って、くっついてくるフレンダを引き剥がしたりした。
絹旗の持ってくるC級映画の情報に呆れたりした。滝壺はいつもボーッとしていた。
そして麦野の鮭好きに皆にため息をつかれたりもした。
以下略
346
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:15:43.95 ID:Ip6KJfEp0
「お前みたいな生き方も、出来るんだね」
そう言ったのは麦野。
突然のその言葉に、美琴は意味が分からない、と目をぱちくりさせた。
以下略
347
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:17:42.43 ID:Ip6KJfEp0
学園都市の『闇』はあまりにも深く、粘着質だ。
一度捕まればもう抜けることは決して出来ない。
そのままぬぷぬぷと、底なし沼のように際限なく深みに嵌っていってしまう。
だが御坂美琴はそんな『闇』に何度も触れていながらも取り込まれることはなかった。
以下略
348
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:19:42.80 ID:Ip6KJfEp0
そこに飛び込むことはあっても、絶対に帰ってくる。
とっくにそう決めていた。
そして美琴にはまだもう一仕事残っている。
かけがえのない親友である垣根帝督と会わなくてはならない。
麦野の妨害を受けたが、もともと垣根のところに行くつもりだったのだ。
以下略
349
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:21:15.12 ID:Ip6KJfEp0
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以下略
350
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:23:30.90 ID:Ip6KJfEp0
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以下略
351
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:28:56.77 ID:Ip6KJfEp0
垣根帝督は暗部の人間にしてはかなり人間味のある方だ。
敵対する者であっても小物なら見逃す。
だが不運なことに今の垣根は不機嫌だった。いや。そんなものではない。
今までにないほど、完全に荒れ狂っていた。
以下略
352
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/05/31(金) 00:30:20.90 ID:Ip6KJfEp0
だがそれも長くは続かなかった。
安定を取り戻した垣根だったが、ある事件をきっかけに垣根の心は再び不安定となった。
それが御坂美琴と一方通行との一件。
あの問題に解答などあるはずがなかった。何をどうしても待っているのは悲劇だけのはずだった。
以下略
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