過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/01(月) 23:54:03.86 ID:eukE64Mw0
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第二学区。
自動車や爆薬など、とにかく騒音の大きい施設が多く立ち並ぶ学区。
その騒音を逆移送の音波で打ち消す防音壁で囲まれている、大掛かりな学区だ。
そのせいで住人という住人は多くない。
そんな第二学区に三人の超能力者はいた。
停止したトラックのドアが開き、垣根帝督、御坂美琴、一方通行の順に姿を現した。
全員が降りたのを確認すると、そのトラックはどこかへと走り去っていった。
三人がいるのは飲食店などが立ち並ぶサービスエリアのような場所だ。
人影もそれなりに散見されるものの、やはり第七学区などと比べると圧倒的に人が少ない。
「それで、その潮岸ってはどこにいるわけ?」
「すぐ近くだ」
答えたのは垣根だった。
あの用心深いことで有名な潮岸の居場所を知っている者など、そうはいない。
年がら年中駆動鎧を装備しているほどの用心深さだ。
だがどういうわけか垣根は居場所を把握していた。
いずれ学園都市に反旗を翻そうとしていたのだし、その時にでも調べたのかもしれない。
「ここは爆薬を扱う学区だから、シェルターのモデルハウスを使って耐久実験をやったりしてんだよ。
その中に紛れ込ませる形でやたらと堅い要塞を構えてるはずだ」
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