過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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634: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:12:47.54 ID:WA1Iw3Q90









潮岸の隠れ家まではすぐだった。
もともとすぐ近くにまで来ていたのだから当然だが。
似たようなドームの立ち並ぶ一角。
そこで一方通行、垣根、美琴の三人は足を止めた。

「ずいぶんともてなしてくれるみたいね」

「だな。流石統括理事、歓迎してくれるじゃねえか」

三人がやってくるのが分かっていたのだろう、至るところに完全武装した兵士たちが隠れている。
親船らが同権限者視察制度を発動したはずなので、それ自体に不思議はない。

「ならこっちも相応の態度で応えてやンよ」

七メートルほどの身の高さの駆動鎧が、あちこちから集まってきた。
結構な数だ。身を潜めている兵士たちも合わせれば、それだけで相当数になるだろう。
更に巨大な砲塔のついた遠隔操縦装甲車も次々と集まり始め、その車体でバリケードを張った。


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