過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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674: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/05(金) 00:41:27.61 ID:NsgbMn5B0
「あぁ。こりゃまだ超能力者個体の量産は見込めそうもねぇ」

そう言って木原数多が視線をやったのは、複数あるモニターの内、一番大きいもの。
そこには培養液に満たされている少女の詳細が表示されている。




    ――――――THIRD SEASON・SISTERS――――――


    Mass-production type:ESP Clone Forces 『Misaka Sisters』 ver.Third Season


    The Specification of Third Misaka Prototype



    Height……164
    Weight……49
    Heart Rate……78
    Blood Pressure……128・79
    Percent of Body Fat……23

          ・
          ・
          ・

    Maximum Volt……About 400 million
    Intensity of Ability……Level4++




「それでも以前と比べれば大した進歩ではありませんか。
異能力者なんて役立たずしか作れなかったころからすれば、だけどね」

テレスティーナが笑うと、車椅子に乗った木原病理もまた笑った。
その笑顔は特別狂ったものではなかったが、それでもどこか狂気を感じさせるものだった。
『木原』が笑えば、それがどんなものでもそこには絶対の悪意と狂気が見え隠れする。
彼らはそういう一族だった。


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