過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/05(金) 00:43:02.77 ID:NsgbMn5B0
「それも第二位のおかげ、ということになるのでしょうかねぇ」
「ええ。未元物質には感謝しているわ。おかげで私の目的も果たせそうだし」
垣根帝督は、御坂美琴の詳細な情報を入手するために観察の任についた。
そして垣根は依頼通り、定期的に報告を行っていた。
自身の観察したものや、何気ない会話を装って聞きだした演算パターンなど、様々な事柄を。
離れた場所から集めたデータだけでは分からない、生で得た情報。
そして垣根の手によって渡ったそれらの情報は、今培養カプセルに入っている少女の生成に多いに役立った。
以前の妹達と比べ格段に強化できたのは、『木原』の技術によるものだけではない。
これらのデータにより、限りなくオリジナルである御坂美琴に近づけることに成功したためだ。
美琴の監視など名目に過ぎない。妹達のスペックを大幅に上昇させるための情報を入手するために、『スクール』を使ったのだ。
これで第三次製造計画の妹達は大能力者の力を持つ。
これを何万と量産し武装させれば、大能力者の能力を有し、最新の装備に身を包み、ミサカネットにより意思の疎通や経験を共有する最強の軍隊が生まれる。
もともとが量産型。一体作るのにそれほど手間もかからない。
必要であれば何万、何十万、いや何百万と作ることだってできる。
安価で生み出せる無限の軍勢。まさに理想の軍隊だった。そしてそれは、同時に世界の勢力図をも大きく塗り替えることとなるだろう。
「にしても、いくら『アイテム』が超電磁砲を狙ってたからって、わざわざ『スクール』を動かすとはなぁ。
しかもそれだけじゃ飽き足らず、『グループ』まで動かすときた。全く、女の執念は恐ろしいぜ」
「仕方がないでしょう? あんな奴らに私の獲物を横取りされては、たまったものじゃあない。
もともと未元物質はあまり熱心じゃなかったし、事実あの時も未元物質が現場に到着したのはだいぶ遅れていた。
念には念を、ってヤツですよ。私がこの手で殺さないと、何の意味もない」
「勘違いするなよカカロット、俺はお前を助けにきたわけじゃない。
お前を倒すのはこの俺だからなってヤツか」
「……どういう意味?」
「いんや、何でもねぇよ」
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