過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/04/13(土) 23:45:45.82 ID:EU4odp+w0
ようやくその決意を固めた時には、美琴は人であることを捨てた。
普通の人の心を持っていては、殺人というのは絶対に出来ない所業だったから。
まともな精神ではその重さに耐えられるはずがないから。
人の命は唯一絶対。なのに。
「なのに、どうしてアンタは―――そんな、当たり前みたいに人を殺せるのよ……。
神にでもなったつもり……? アンタに、あの子たちの命を自由にしていい権利なんかない。
あの子たちには一人一人に個性があって、笑顔があって、感情があって、未来があって、命があったのに。
それを、アンタが奪ったんだッ!!!!!!」
一瞬、美琴は再びあらん限りの声を張り上げた。
自分で自分を上手くコントロール出来ない。
それほどの黒い感情が大蛇のように美琴の中でのたうっていた。
だがそれも一瞬。すぐに美琴は再度俯き、細く震える声に戻ってしまう。
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