過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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785: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/09(火) 23:55:43.77 ID:pV7ChZsi0
「むしろこっちからお願いしたいくらいよ。まあ日程はまだ分からないけどさ」

「では楽しみにしておきます。ていとくんも一緒に来ますか? とミサカは嫌々ながらもとりあえず誘ってみます」

「行かねえよ。つか本音駄々漏れなんだよクソが」

全く同じ顔をした女子中学生二人に、身長約一八〇センチの男が混ざっている光景は中々にシュールだ。
垣根に見世物にされて喜ぶ趣味はないのである。

「この病院には他の子もいるでしょ? その子たちはどうしてるの?」

「このミサカと一〇〇三二号以外は現在調整中です。ミサカはもう終わりましたので、とミサカは簡潔に説明します」

「そっか。ならその子たちにも、いつか遊びに行こうねって伝えといてくれるかな?」

「了解しました、とミサカは新たなミッションをリストに加えます」

去っていく一九〇九〇号の背中を見つめながら、美琴もまた頬が緩むのを止められずにいた。
こうして妹達と本当の姉妹らしくなっていけるのは、とても素晴らしいことだ。
感情も着実に芽生えているようだし、彼女たちが普通の人間と何ら変わらない人格を手に入れる日も遠くないだろう。

「なーにニヤけてんだよ。マジックペンで落書きでもしてやろうか」

「そういう地味に嫌な嫌がらせはやめようか」


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