過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/13(土) 23:29:55.97 ID:1Q7PmUHI0
それは能力の基盤となる『自分だけの現実』だ。
たとえ生じる結果は同じでも、それぞれが観測する可能性、それぞれの世界は一〇人いれば一〇種類ある。
当然の話だ。それ故に『自分だけの』現実なのだから。
要するに電撃使いが一万いるとすれば、それはそれぞれ別の『電撃使い』であり、『自分だけの現実』を土台とする以上全く同一の能力者など絶対に存在しない。
だからこの五人の少女たちも、五人ともが『油性兵装』なのではなくただオイル操作能力者を五人集めただけの可能性もある。
しかしそんなことをする意味があるだろうか。
たしかに彼女たちの力は強大だ。大能力者という括りの中でも上位に位置するだろう。
だが特別垣根の『未元物質』に相性がいいというわけでもない。
そこまで考えて、垣根は一つの可能性に行き着いた。
思い出したのだ。この学園都市に数え切れぬほどに溢れる『闇』の一つを。
なるほど、と垣根は思う。確かにそうなら彼女たちの不自然な能力の共通点も頷ける。
「テメェら……『白鰐部隊(ホワイトアリゲーター)』だな?」
そして垣根帝督は笑ってしまうほどに滑稽で、悲劇的なそれを口にした。
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