過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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866: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:42:08.82 ID:Ey27nqdF0









木原円周と御坂美琴。
その戦いは互角とは言い難いものだった。
円周の攻撃は全て美琴に対処され、美琴の攻撃は大抵が通った。

だが円周は倒れない。倒れても何度も何度も立ち上がった。
戦っているうちに美琴はあることに気付いていた。
それは円周には防御能力がほとんどないこと。

これまで円周は攻撃をかわすばかりで、まともに防御したことがない。
ここで言う防御というのは腕で顔を庇うようなものではなく、もっと上のレベルの話だ。
美琴の磁力によるもの。垣根の『未元物質』によるもの。一方通行の『反射』。
『油性兵装』。『窒素装甲』。そう言った異能、または高い科学技術により支えられる防御力がない。

それを悟ってからというもの、どうしても美琴の攻撃には加減が加えられてしまった。
勿論それでも普通の人間なら立ち上がれない程度の力は込めている。
だが円周は超人的な精神力とでも言うのだろうか。
とにかく普通の人間にはない何かで幾度でも立ち上がった。

「流石美琴お姉ちゃんだね。このままじゃとても敵いそうにないかな」

「……ならどうするの? いい加減に倒れときなさいアンタ」


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