過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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384: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:35:05.74 ID:PGWDh4gJ0
本来ならば、こんなどうでもいい事なんて考えずに、とっとと扉を開けるべきなのだろうけれど。

少しだけ、怖かった。

火憐に突き放されるのが、少しだけ。
以下略



385: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:35:50.62 ID:PGWDh4gJ0
これが羽川だったり、千石だったり、八九寺だったり、神原だったり、それに戦場ヶ原だったりしたら、僕はここまで怖くなかったんだと思う。

あいつらの時は、自分の都合なんて考えずに、殆ど無理矢理、あいつらが助かるのを手伝った。

八九寺は厳密に言えば違うけれども。 しかし、方向性は違う……のかな。
以下略



386: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:36:21.95 ID:PGWDh4gJ0
でも。

だから。

けど。
以下略



387: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:36:50.90 ID:PGWDh4gJ0
嘘を付くのも、止めだ。

火憐にも。

僕自身にも。
以下略



388: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:37:17.50 ID:PGWDh4gJ0
第一。

火憐はそんな奴じゃないから。

自分に言い聞かせる様に、思考する。
以下略



389: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:38:31.77 ID:PGWDh4gJ0
よし、そうと決まれば。

鍵を外し、扉に手を掛ける。

大分錆付いてる様に見えたが、意外にも扉はすんなりと開いた。 音も立てずに。
以下略



390: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:38:57.85 ID:PGWDh4gJ0
僕の妹、阿良々木火憐は手を頭の後ろで組んで、屋上に大の字で寝転がっていて、空を見上げていたのだから。

こういった仕草が、一々男っぽいよなぁ。 つくづく思うけど。

暦「正義の味方が、夜の学校に侵入して良いのかよ」
以下略



391: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 11:39:24.59 ID:PGWDh4gJ0
以上で第十話、終わりとなります。

乙ありがとうございます。


392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/15(月) 12:58:55.16 ID:44TjUba30

続きはいつ頃?


393: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/15(月) 13:14:05.16 ID:PGWDh4gJ0
>>392
土日で投下できなかったので、本日中にはもう一話投下予定です。多分、夕方くらいになるかと。

基本、土日や祝日以外は一日一話ペースで投下できる筈です。


394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/15(月) 13:48:20.60 ID:rPFDD54DO
いちょーつ続きが気になってモンハンに集中出来ないお


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