過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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628: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:30:17.35 ID:3uFUiPCu0
ったく、本当に色々と、迷惑を掛けてくれる妹だな。

まあ。 今回に限っては、僕にも責任はあるのだけれど。

つうか、そんな風になる程僕の事を想うとか、お前はヤンデレかよ。
以下略



629: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:30:44.25 ID:3uFUiPCu0
全部終わらせて、帰ろうぜ、火憐ちゃん。

月火ちゃんも入れて、三人で話そう。

僕の身にあった事。 火憐の身にあった事。
以下略



630: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:31:11.42 ID:3uFUiPCu0
火憐ちゃんは僕の事を受け入れてくれたし、人間だと言ってくれた。

忍野みたいに、影縫さんみたいに。

月火ちゃんも、多分そうだよな。
以下略



631: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:31:37.94 ID:3uFUiPCu0
忍野「阿良々木くん、準備は良いかな」

背中から、忍野の声が聞こえてきた。

忍との話は終わったのか、既に忍は僕の影の中へと消えている。
以下略



632: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 17:32:34.08 ID:3uFUiPCu0
その言葉を聞き、僕は踏み出す。

踏み出すと言うよりかは、駆け出す。

一歩一歩、火憐に向けて。
以下略



633: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:03:44.22 ID:3uFUiPCu0
これもまた、忍野のお陰だろうか。 つうか、動きを阻害してこれって、阻害しなかったらどうなるんだよ。

忍「お前様、後ろじゃ!」

突然、影の中から声が聞こえる。
以下略



634: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:04:36.22 ID:3uFUiPCu0
暦「……っ!」

気付くのが遅れたのもあり、今度は完璧には避けきれない。

一本のツタが、僕の腕を切り裂いた。
以下略



635: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:05:18.98 ID:3uFUiPCu0
が。

次の攻撃で、僕は認識の甘さを理解する事になるのだけれど。

いや、忍野も分かっていなかったのだろうか?
以下略



636: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:06:35.92 ID:3uFUiPCu0
いてえな。 だけど、まだ腕一本だ。

春休み……あの地獄の様な日々のおかげで、大分痛みには我慢が効くようになっているのが幸いか。

僕は痛みを堪え、走る。
以下略



637: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 18:07:11.57 ID:3uFUiPCu0
忍野「阿良々木くん! 下がれ!」

後ろの方から、忍野の声が聞こえてきた。

おいおい、忍野。 もう少しなんだぜ。 後少しで、全部終わるんだ。
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