過去ログ - 暦「火憐ちゃん、ごめん」
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659: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:19:51.37 ID:3uFUiPCu0
忍「もう良いじゃろ。 我が主様よ」

良い? 良いって、何が?

暦「邪魔するのか、忍」
以下略



660: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:20:17.55 ID:3uFUiPCu0
いき、ている?

でも、忍野が、火憐を。

忍「おるじゃろ、そこに」
以下略



661: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:21:19.76 ID:3uFUiPCu0
時間経過。

結論から言えば、火憐は死なずに済んだ。

僕もまだ頭の整理が追いつかないけれど、その事実だけで、充分すぎたのだろう。
以下略



662: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:21:47.35 ID:3uFUiPCu0
忍野「まあ、無事って程でも無いけどね。 さっきも言った様に」

忍野は僕に殴られた顔を擦りながら、いつもみたいにどこかふざけた様子で、そう言った。

暦「けど、何で忍野は僕を騙したんだ。 四番目の選択は、火憐ちゃんも死ぬって、そう言ってたじゃないか」
以下略



663: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:22:49.69 ID:3uFUiPCu0
以下、回想。

暦「火憐ちゃんが、生きている?」

僕と忍は、火憐の元まで歩いて行き、見下ろす。 いつも元気が良い、僕の妹を。
以下略



664: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:23:22.54 ID:3uFUiPCu0
忍野「全く、阿良々木くん。 いくらなんでも殴りすぎだよ。 まあ、無理もないか」

忍野「……そうさ。 忍ちゃんの言うとおり、始めからこれが狙いだった」

忍野「騙したのは悪いと思ってるよ。 だから、その分のはさっき僕をボコボコにした事で、チャラって事にしといてくれ」
以下略



665: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:23:54.47 ID:3uFUiPCu0
暦「……生きてる、火憐ちゃんは、生きてる」

暦「忍野! じゃあ、どういう事なんだよ。 説明、してくれるよな?」

忍野「はは、勿論」
以下略



666: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:24:33.74 ID:3uFUiPCu0
忍野「まず、妹ちゃんは生きている。 これは事実だね」

忍野「そして、阿良々木くんを囮として利用したのも事実さ」

忍野「うーん。 どこから説明しようかな」
以下略



667: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:25:05.86 ID:3uFUiPCu0
忍野「その時に、忍ちゃんのブレードを借りたのさ。 他にも斬る方法はあったんだけど、これが一番確実だった」

暦「なるほど、それで忍野は心渡を持っていたって訳か」

暦「けど、忍野がやったって言うのは、要は四番目の選択だろ? でも、それが一番楽なんだったら、僕にやらせるべきだったんじゃないか?」
以下略



668: ◆XiAeHcQvXg[saga]
2013/04/21(日) 22:25:37.46 ID:3uFUiPCu0
暦「何故、反対するって思ったんだ?」

忍野「うん。 じゃあ次はそこの説明をしようか」

忍野「僕が言っていた妹ちゃんが死ぬって言うのは、例え話なんだよ」
以下略



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