過去ログ - 男『………って事かな』吸血鬼『は?』
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129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 00:17:34.31 ID:IThaJUry0


「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」


狂った笑いで体を仰け反らせ、戻ったついでに倒れる様にして走り出した

逆さに持った二つのナイフで自分を殺しにくる弾丸を次々に切り裂く

一つでも動作が遅れれば死ぬ

絶対に死ぬ訳にはいかない

それだけを思う

襲いかかる弾丸の幕を切り裂きながら進んでいく

敵との距離は縮んでいく

もうすぐそこだ もうそこだ ほらもうそこだ 切り刻め


「きっ……来たぁ!」


敵はまさか自分と同じ人が、一人の人が飛び交う銃弾を切り裂けるなどと夢にも思わなかっただろう


「ヒャッハ!」


少佐のナイフが敵のどの行動よりも速く、首を通り過ぎ、首が落ちる

首から出た血が体を濡らす

暖かい 冷たい鉄の銃 死んだ人間 にはない暖かさだ


「バケモノがっ!」


敵はナイフを取り出し襲いかかってきた


「遅い遅い〜♪」


手にナイフを突き立て、そこから一気に押し込み、腕も肩も首も頭までも切り裂いた

真っ赤な血が噴き出て、一瞬だけ華のように月明かりの廊下に咲く


ああ 何て綺麗なんだ






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