442:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:22:17.13 ID:7znJh6fI0
「いや、何でいきなり」
「いいから、嗅いでみてよ」
443:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:23:38.26 ID:7znJh6fI0
「渋谷? 俺の顔に何かついてるか?」
「……」
444:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:27:23.51 ID:7znJh6fI0
プロデューサーを観察していると、ある事実に気付く。
「あぁ、まゆ、今日の仕事についてだけど――」
445:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:32:17.80 ID:7znJh6fI0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
446:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:34:28.21 ID:7znJh6fI0
整形するわけには行かない。だから、自分は姉と違うという事をがんばって説得しなければならない。
何で私がこんな目に……屑姉のせいだ。
447:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:35:46.14 ID:7znJh6fI0
「私は、裏切らない!!」
思わず声を荒げてしまう。自分は姉と違うという事を伝えたくて。
448:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:39:01.84 ID:7znJh6fI0
「あ……あぁ……」
プロデューサーが後ずさった。
449:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:41:15.96 ID:7znJh6fI0
プロデューサーと私だけの空間にいきなり入ってきたのは、美嘉とまゆだった。
美嘉は、今の私の言葉じゃプロデューサーの恋人になれないと言った。
450:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:44:04.56 ID:7znJh6fI0
「――証明するんだよ、自分は浮気していないって」
思わず泣き出してしまった私に、美嘉は静かにそう言った。薄ら寒い笑みを口元に貼り付けて。
451:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:46:54.76 ID:7znJh6fI0
「Pさんは気の済むまでアタシを束縛していいよ? 携帯だって見せるし、Pさんが望むならずっと家にいるよ?」
「Pさん……美嘉さんから事情は聞きました……でも、それでもまゆはPさんに愛されたいです」
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