446:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:34:28.21 ID:7znJh6fI0
整形するわけには行かない。だから、自分は姉と違うという事をがんばって説得しなければならない。
何で私がこんな目に……屑姉のせいだ。
447:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:35:46.14 ID:7znJh6fI0
「私は、裏切らない!!」
思わず声を荒げてしまう。自分は姉と違うという事を伝えたくて。
448:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:39:01.84 ID:7znJh6fI0
「あ……あぁ……」
プロデューサーが後ずさった。
449:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:41:15.96 ID:7znJh6fI0
プロデューサーと私だけの空間にいきなり入ってきたのは、美嘉とまゆだった。
美嘉は、今の私の言葉じゃプロデューサーの恋人になれないと言った。
450:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:44:04.56 ID:7znJh6fI0
「――証明するんだよ、自分は浮気していないって」
思わず泣き出してしまった私に、美嘉は静かにそう言った。薄ら寒い笑みを口元に貼り付けて。
451:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:46:54.76 ID:7znJh6fI0
「Pさんは気の済むまでアタシを束縛していいよ? 携帯だって見せるし、Pさんが望むならずっと家にいるよ?」
「Pさん……美嘉さんから事情は聞きました……でも、それでもまゆはPさんに愛されたいです」
452:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:48:34.67 ID:7znJh6fI0
美嘉が何を言っているのか、最初はよく分からなかった。
美嘉が私に視線を移す。
453:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/02(木) 00:50:40.09 ID:Fzn+azP5o
スペア全部まとめて返品したいんですがね(迫真)
454:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:50:57.96 ID:7znJh6fI0
「二人とも、スペアって……何を言ってるんだ? おい、美嘉?」
プロデューサーが、目に見えて困惑していた。
455:たんぽぽ ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/02(木) 00:53:09.94 ID:7znJh6fI0
「後一歩だよ……後はPさんがアタシ達を受け入れてくれれば、それでいいんだよ?」
「Pさん? 美嘉さんが言ったように、毎日身の潔白を証明します。スペアもあります。……ですから、もう大丈夫ですよぉ」
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