過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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251: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 22:55:22.21 ID:qxkYAYAJo
ありょ、復旧してまふね
そんじゃ、番外編一投下しまふ
#.3 >>98からの別視点となっておりまふ



252: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 22:55:50.36 ID:qxkYAYAJo
「ねぇ、まどか。あんたが何を遠慮してるのか分からないんだけど」

 何処でもないこの場所で世界に固定された私に対してさやかちゃんが呟く。

「それでも、あたしには知る権利があると思うんだよね」
以下略



253: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 22:57:01.88 ID:qxkYAYAJo
 今日はマミさんと二人で魔女探しです。さやかちゃんは甲斐甲斐しくも上条くんのお見舞いへと足を向けまし
た。ほむらちゃんは誰か私たちとは別の人と約束があるようです。なので私たちは二人きりで魔女探しをしてい
ます。

「鹿目さん?やっぱり今日は帰った方がいいんじゃないかしら?」
以下略



254: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 22:58:02.12 ID:qxkYAYAJo
 私はペコリと頭を下げてから後ろを向いて病院の方へと駆けだしました。
 立ち並ぶビルを通り抜けて、小さなアパートを通り過ぎて、並ぶ一軒家を抜き去って、私は見滝原病院へと向
かいます。といっても、私はあまり足が速い方ではないので、一生懸命に走ってもたかが知れているのですが。
 そうして、二十分ほど一生懸命走りようやく病院に着きました。

以下略



255: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 22:59:02.38 ID:qxkYAYAJo
「そう。もう一度さ、恭介のバイオリンが聞きたくて。あたしは恭介のバイオリンが聴ければそれで満足なんだ」
 これもきっと嘘です。さやかちゃんは絶対に認めようとはしないけど、多分上条くんのことが『好き』なんだ
と思います。恋してるって言ってもいいと思います。

「さやかちゃん、がそう決めたんなら私はそれを応援するよ」
以下略



256: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:00:03.42 ID:qxkYAYAJo
「仁美?どうしたの、こんな時間に?」

 近づいた途端にさやかちゃんが声をかけます。
 ピクリと、さやかちゃんが何かに反応したような気がしました。

以下略



257: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:01:01.86 ID:qxkYAYAJo
「俺は駄目なんだ、こんな小さな町工場一つ満足に切り盛りできないんだ」

 作業着を着た中年の男の人がパイプ椅子に座ってもぞもぞとそんなことを言っています。多分ですけど、この
工場の社長さんだった人みたいです。おじさんの足元には何かの液体が注がれたバケツが置いてあります。

以下略



258: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:02:19.26 ID:qxkYAYAJo
 さやかちゃんが仁美ちゃんを押さえつけてくれてるみたいです。
 私は無理を通してバケツまで駆け寄ります。
 しっかりとバケツを掴むとそのまま持ち上げて近くの窓に駆け寄って、投げます。
 ガラスが割れる甲高い音が響きわたります。

以下略



259: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:03:02.19 ID:qxkYAYAJo
 隣でさやかちゃんが綺麗な青い光に包まれて変身しました。
 青を基調として、所々に白を組み込んだ露出の多い騎士のような恰好で手には剣を持っています。ライトアー
マーというのに近そうです。

 飛び出したさやかちゃんは迫りくる傀儡のような使い魔を正面から両断してみせました。
以下略



260: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:04:03.90 ID:qxkYAYAJo
 使い魔の群れをなぎ倒して、旋回するように魔女の周りをグルリと廻りはじめます。まるで青い閃光のようで
した。

 そして、先ほどよりも酷い音が鳴り響きます。

以下略



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