過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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281: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:25:04.61 ID:qxkYAYAJo
「はい!」

 私はさやかちゃんを見つけるために張り切って返事を返しました。

「何かあれば必ず連絡を取り合いましょう?」
以下略



282: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:26:01.66 ID:qxkYAYAJo
「ちょっと待ってろよ。アタシが魔力を探知してみるから」

 杏子ちゃんはそう言って指輪にしていたソウルジェムを元に戻します。
 赤いソウルジェムがパタパタ、と不規則な明滅を繰り返して、次第に規則的に変化していきます。

以下略



283: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:27:01.83 ID:qxkYAYAJo
「いた!」
「さやかちゃん!」

 路地の中央辺りでさやかちゃんの後ろ姿をみつけました。
 私と杏子ちゃんは慌てて走り寄ります。
以下略



284: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:28:10.75 ID:qxkYAYAJo
「心配してる? 笑わせないでよ! いつでも戦う力を持てる立場にいるのにそれを拒んでるあんたにそんなこ
と言う資格があるわけないでしょ!? それとも何?私に代わってあんたがこんな石ころになって戦ってくれる
っていうの?」

 なおも叫びは続きます。もしかしたら言っている本人が一番傷ついているのかもしれません。
以下略



285: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:29:05.68 ID:qxkYAYAJo
 バチンと私は携帯電話を閉じました。
 細かい裏路地をグネグネと移動するさやかちゃんを私たちは追いかけ続けています。多分時間にすれば十分そ
こらなのだと思います。けれど、私にはとても長い時間に感じられました。

「チッ! こんなときに」
以下略



286: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:30:01.65 ID:qxkYAYAJo
 その結界には祈りを捧げるような黒い影の女性と絵にかいたような形をした太陽しかありませんでした。
 そして、さやかちゃんは黒い影のと対峙して笑っていました。
 陰から伸びる魔手がさやかちゃんを捉えます。そして、飛沫が飛び散りました。

「さやかちゃぁん!!」
以下略



287: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:31:07.76 ID:qxkYAYAJo
「やめてよ、もうやめて」

 私の声はもう届かないのかもしれません。

 さやかちゃんの笑いが止むと魔女の結界も姿を消し、私たちは元の路地に戻ってきました。
以下略



288: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:32:06.42 ID:qxkYAYAJo
「嘘だろ!?なんなんだよ、これッ!!」

 ぐったりとしたさやかちゃんの体を抱え、杏子ちゃんは呟きます。

「さやかちゃん?ねぇ、さやかちゃん!」
以下略



289: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:33:08.21 ID:qxkYAYAJo
「やはり気のせいじゃないみたいだ」

 ほむらちゃんと一緒に来た男の人が呟きました。その表情にゾッとします。

「ほむらちゃん。あれがその倒れてる子の魂のなれの果てだね?」
以下略



290: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/05/15(水) 23:34:02.00 ID:qxkYAYAJo
「その程度では私は倒せないわよ!無様ね!!」

 ほむらちゃんは叫びながら、大きな音がする銃を連射しています。
 ほむらちゃんに向けられる攻撃は徐々に激しさを増していきます。
 四つほどだった車輪の弾幕はそのネズミ算式にその数を増していきます。
以下略



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