過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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33: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:33:38.30 ID:0wYW71OQo
 傷なんてよほど大怪我じゃなければ放っておいても治る。
 つまりは、身体強化の延長上だ。
 あとは剣の生成と高速移動だろうか。どれもこれも、自分の身体能力を上げる延長線上にある。
 これなら魔法のほとんどを身体強化に使っているも同然だ。

 佐倉杏子、巴マミを考えるとさらに差は広がる。

 まずは佐倉杏子。
 彼女は自身の固有魔法を封印して、槍と多節棍を掛け合わせたような武器とその派生の魔法だけで戦っている。

 本来扱えるはずの幻惑の魔法がどれほど容量を使うのかは私にはわからないが、彼女の戦い方を見る限りでは
それをメインに据えて戦えるほど大きな容量は使っていなかったはずだ。

 そして、巴マミ。
 彼女は前の二人とは大きく違っている。どちらかといえば固有魔法への比重が大きい。
 といっても、多くて五割ほどだと私はみている。
 そもそも彼女の固有の魔法はリボンだ。それを結び、紡ぎ、つなぎ合わせて彼女は戦っている。
 傷を癒す回復魔法にしても、あのマジカルマスケット銃にしても、あの強固な結界にしてもすべてだ。
 しかも何を隠そう、あの人はこの私の師匠でもある。
 それどころか佐倉杏子の師であり、美樹さやかの師であり、また鹿目まどかの師でもある。
 油断や慢心がなければ大抵の魔女に後れを取ることなど考えられない。
 あくまでも、油断や慢心がなければの話だが。

「どうした?そんなに考え込むほど難しい話じゃないと思うぜ」

「えっ、えぇ。ごめんなさい。ちょっと考え事をしていて。そうね、私なら絶対にそんな事態になるのは避けた
いわね」


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