過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
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51: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:51:38.49 ID:0wYW71OQo
 どうやら追いかけてくる気はないらしい。まぁそれはそうだろう。しかし、何という気迫だ。私でさえ心臓を
潰されるかと思った。

 まどかを抱えて走っていた私の視界がぐらりと揺れて、辺りの景色が一変する。
 薔薇の魔女の使い魔の結界。
以下略



52: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:52:38.33 ID:0wYW71OQo
「鹿目さん、この地面にあるバラの花は踏まないように注意して。もしバラの花を踏んでしまうとこいつらは怒
って襲ってくるわ」

 まどかの返事が小さく聞こえる。衝撃映像二連発は伊達じゃない、か。

以下略



53: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:53:38.12 ID:0wYW71OQo
「事情は後で説明するわ。今はここを脱出するのが先決」

 短くさやかに声をかけ、私は盾の中に手を突っ込むと、ベレッタM9を取り出す。
 広範囲を一気に制圧するような攻撃手段が乏しいことに私自身少し落胆する。

以下略



54: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:54:38.10 ID:0wYW71OQo
 巴マミの圧倒的な火力の前に使い魔の結界はあっという間に敗れ、ほどなく私たちは元の廃ビルの風景を取り
戻す。

「きゅうべえ?って、酷い怪我じゃない!!その子を私に渡して?治癒魔法をかけるわ」

以下略



55: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:55:44.17 ID:0wYW71OQo





以下略



56: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:56:37.43 ID:0wYW71OQo
 心地いい日差しが教室に差し込み、授業は滞りなく進んでいく。
 時折、指名されることがあるがそれは私の思考を止める一石にもならない。
 昨日の出来事が頭の中で反芻されていく。もっといい方法はなかったのか。やはり、あれだけはもっと徹底的
に潰しておくべきだったか。インキュベーターとの接触は何としてでも阻止すべきではなかったのか。

以下略



57: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:57:38.49 ID:0wYW71OQo
 私は、いいえ。私たちは近場のファーストフード店に集まっていた。集まっていたとはいっても、そのうちの
三人は一緒に学校を出て一緒にこの店に入ったわけだ。

「さて、それじゃあ魔法少女体験ツアー第一弾行ってみましょうか?準備は出来てる」

以下略



58: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:58:38.41 ID:0wYW71OQo
 バーン!と開かれたノートには魔法少女姿のまどかの姿が描かれていた。
 あのまどかだ。私が回避しなければならないあの『まどか』。
 巴マミと、美樹さやかが声もなく肩を震わせている。もしや、笑っているのだろうか。巴マミなんか人のこと
言えないと思うのだけど。

以下略



59: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:59:38.23 ID:0wYW71OQo
「結構地味ですね。もっとこう、マジカルパワーでバーッと探すのかと」

 よくある勘違いその一だ。

「魔法少女の真実なんてそんなものよ。あまり夢見ていると痛い目を見るわ」
以下略



60: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 09:00:38.46 ID:0wYW71OQo
 いつの間にか私たちは近郊の廃ビルに来ていた。忌々しい記憶が頭をよぎる。

「あ、あれ!屋上に人が!!」

 美樹さやかが叫ぶ。
以下略



61: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 09:01:38.33 ID:0wYW71OQo
「それにしても、ほむらちゃんすごかったね」

「マミさんもあんな風に動けるんですか?」

 まどかと美樹さやかがそれぞれ口を開く。
以下略



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