過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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383: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/05/06(月) 01:02:01.49 ID:Wc3NQm/A0
戦刃「追い詰める──ッ!」

戦刃の息の着かせぬ攻撃の嵐。
大神もこれ以上の攻撃は危険と感じたのか、必死に防ぐものの…実戦経験では戦刃の方に軍杯があがる。
次第に防ぐことが難しくなっていき…ついに攻撃を受けてしまう。

大神「くっ…!」

大神に1500ダメージ。

豚神「江ノ島、行くぞ」

江ノ島「…エターナルフォースブリザード、相手は死ぬ」

いつの間にか無駄に長い詠唱を済ませていた二人が、キメ顔で大神に向かってそう言い放った。
大神は怪訝そうに二人を見るが、瞬間自身の身体に異変が起こったことを知る。

大神「む…これは……!」

阪神が氷付けになっているのを見て、僅かに驚きの表情を浮かべる。
大神に10000ダメージ。

苗木「えっとこれ…どう使うんだ?」

苗木は拾っていた良く分からない機械を取り出し、操作しようとする。
しかしいまいち使い方が良く分からず、戦闘には使えないと捨てようとして──。

苗木「え?」

小さくアラーム音が聞こえて、突然機械がよく分からない虫のような形に変形した。
変形した機械は某害虫を髣髴とさせる動きでカサカサとどこかへ行ってしまった…。

苗木「なんだったんだ今の…」

戦闘後に入手できる報酬が増えた。

苗木「ってこんなことをしている場合じゃないんだ。大神さん、行くよ!」

大神「…来い、苗木」

苗木は聖剣に真実の光を灯す。
この光で大神を貫く。
そして先へ、進む──!

苗木は大神の目の前まで肉薄する。
大神は退かない。
そして、防ぐつもりも無い。
苗木も十分に理解していた。
だから、この一太刀で──終わらせる!





苗木「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!いっけえええええええええええええええええええええ!!!」





苗木の真実の刃は──大神の胸に確かに突き刺さり。

大神「……ぐ、」

…………静寂が流れる。
そして。

苗木「…僕が、勝っ──」


パリン。


不吉な音がした。
苗木は、大神の心臓を、確かに貫いた聖剣を見る。

苗木「……え?」


聖剣は、砕け散っていた。


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