過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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397: ◆x/rxoIq2T6[saga]
2013/05/07(火) 20:30:00.35 ID:Kdbsbxz/0


苗木「日向…クン?」

日向「…全く、なんでこんな事になってるんだよ……」

日向クンはいつもの学生服にマントのような物を羽織っていた。
マントをはためかせながら、軽く額に手を当てる。
……いや、え?

苗木「ど、どうして…日向クンは死んだハズじゃ──」

モノクマ「な、なんでオマエラがここにいるんだよ!」

オマエラ?
いや、それにモノクマが普段の様子からは想像できないくらい焦ってる?
僕は日向クンのいる方向をよく見ると、後ろの方に……罪木さんがいた。

罪木「……」

罪木さんはいつもの服に、なぜか両手両足首に鎖が嵌められている。
勿論千切られているが、その姿は脱獄した囚人に見えなくもない。
というより…どうして死んだ二人がここに?

日向「罪木は…アイツの権限で復活させた」

モノクマ「……道理でボクの権限が自由になったわけだよ。まだそんな小細工を残してたんだね…」

あいつ…?
日向クンは、何を言っているんだ?

日向「俺は…“日向創”だ」

モノクマ「……!うぷぷぷ」

日向「これ以上説明は要らないだろ」

苗木「よ、よく分からないよ…!どうして君が……!」

豚神「な、日向!?」

霧切「それに…罪木さんも…!?」

江ノ島「……うっそ」

豚神クン達もようやく状況が理解できたのか、目を丸くして驚いている。
そんな僕達を横目に見て、日向クンは口を開いた。

日向「詳しいことはこれが終わってからだな」

日向クンが前方を指さす。
その先には……自分の心臓を貫いたはずの雷刃を抜き去った大神さんがいた。

日向「ま、当然か。この程度の真実じゃお前を倒せやしないのは分かってる」

日向クンは予定通りとでも言うかのように、そう呟いた。
そうだ…さっきの話が本当なら……七海ちゃんは裏切り者じゃない?
でもそれなら…一体誰が。

日向「苗木…考えろ。思考することを止めるな。ヒントはあちこちに散らばっている……こんなものは問題でもなんでもない。お前が気付くかどうか、それだけの話だ」

苗木「日向クンは…分かってるの?」

日向「ああ。だけどそれをお前には教えない。この程度の真実も掴み取れない“希望”が、このゲームをクリアできる…?甘えるなよ!」

日向クンは冷酷にそう言い捨てた。




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