過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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◆x/rxoIq2T6
[saga]
2013/07/01(月) 23:26:43.19 ID:Uk9mNFms0
桑田「そろそろ、トドメだ!」
豚神「……っ」
桑田がバットを振り上げる。
豚神が芋虫の様に地面を張って逃げようとするが、その速度では逃げ切れない。
桑田「うおおおおおっ!」
バットが振り下ろされる。
正確無比なその一打は、豚神を──
罪木「っやあ!」
桑田「ぐおっ!」
しかし、バットが振り下ろされることは無かった。
振り下ろされる寸前に、駆け寄ってきた罪木の体当たりで桑田が吹き飛んだのだ。
罪木「はぁ…はぁ…ま、間に合いましたぁ…!」
豚神「つみ…き…くる…な…」
罪木「大丈夫です。豚神さんは休んでいてください」
罪木は強い決意を灯した瞳で、豚神の言葉に応える。
桑田「や、やってくれるじゃねーかよぉ…いてえ…!」
罪木「貴方の相手は、私ですっ!」
床に落ちたナイフを拾い上げ、構える。
豚神(震えが…無い…何かが、彼女を奮い立たせたのか…?)
豚神(だけど、ダメだ…罪木さんじゃ…彼に勝てない……止めないと…)
罪木「──大丈夫ですから。豚神さん。私を信じてください」
豚神(……ああ、きっと君はそう言うだろうね…だめだ…)
豚神(このまま…僕は何もできないまま…彼女を見殺しにしてしまう……)
豚神(彼女だってわかってるはずなんだ…勝てるわけがないって…)
豚神(……体が重い…)
桑田「チッ…胸糞わりーけど、罪木さんから倒させてもらうぜ!」
罪木「……」
桑田がバットを構えて、走り出す。
罪木は逃げない。
豚神を護るように、立ち塞がる。
豚神(お…れ……は……)
1 罪木を護る
2 罪木を見守る
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