過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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2013/07/28(日) 06:33:59.07 ID:pqVm0HNu0
ボールを抱えていた千尋が、思わずそれを落とした。
そして、笑顔を浮かべた。
「…それ、オレらに言ってどうするのさ?」
佑が千尋と海斗の前に立った。
「オレ、本気だぞ」
「だから、どうした?」
海斗は佑の考えが全く読めず、首を傾げた。
佑は2人を交互に見た。
「…お前らは、アイツの事どう思ってる?
ただのダチか? それともそれ以上か?」
千尋の顔から、笑顔が消えた。
「聞いてどうするわけ?」
佑の表情は、いつになく真剣だった。
「オレ、修学旅行で告る。
でも、2人が好きだって言うなら、多分しない。
抜け駆けみたいで嫌だからさ」
「ふーん…なるほどね」
千尋は落としたボールを拾い上げ、それを指の上で回した。
それを止め、再び笑顔を浮かべた。
「本当の事言っていい?
オレも凪紗チャンの事好きだよ。
それは、佑クンや海斗クンが好きっていうのとは、絶対違う。
海斗クンだって、そうなんでしょ?」
突然話を振られ、海斗は視線を下に向けた。
顔が火照る感じがした。
海斗も凪紗の事が好きだった。
初めて出会った時はむしろ嫌いな人間の部類だったが、一緒にいるうちに惹かれていった。
残りの2人も似たような感じだろうが。
「やっぱそうかぁ…」
佑が溜息を吐き、その場に座った。
そして2人を見上げた。
「じゃあ、オレはしばらく言わない。
時が来るまでは、絶対に言わない。
抜け駆け禁止な、絶対!!」
「何でさ?」
千尋が頬を少し膨らませた。
男がやるのはどうかと思うが。
「…だって、抜け駆けとかしたら、グループの雰囲気が悪くなりそう。
オレ、それだけは絶対嫌だからな!
暫くは仲良し4人組でいたいんだ、オレこのグループ好きだし!」
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