過去ログ - モノクマ「うぷぷ…安価でRPGをしてもらうよ!」苗木「その4!?」
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2013/08/06(火) 21:41:12.83 ID:D/J1TKXp0
濱中薫(女子14番)は姫川奈都希(女子15番)と共に、床に座った。
不破千尋(男子17番)が気を遣って座布団(上の階の売り場から持って来てくれた、千尋自身ではなく斎藤穂高(男子8番)が)を下に敷いてくれた。
「ジュースにする? 温かい物じゃなくていいかな?」
千尋が缶ジュースを持って来た。
「あ、あの、電気って止められてるモンじゃないの?」
奈都希が不思議そうに訊いた。
確かに、薫と奈都希が小学校に行った時、何気なく廊下の電気のスイッチを入れたが、電気は点かなかった。
他の電気も点かなかったし、改めて薫の膝の怪我を消毒しようと水道の蛇口を捻っても水は出なかった。
「ああ、なんか判らないけど、不破が電気点けた」
稲田藤馬(男子4番)が千尋を指差した。
千尋が得意げに笑った。
「こういう所なら非常電源があるかなっと思ってさ。
ま、あまり蓄えはないだろうから、最低限の電気しか使えないけどね」
千尋が指差した先には、数台のテレビが置かれており、全ての画面がついていた。
その全てが、外の様子を映し出していた。
「このデパート、何かハイテクだったんだよね。
店の外にまで監視カメラが付いてたんだ。
意外に治安が悪かったんじゃないかな、ここは」
「そのテレビも延長コードも4階から持ってきたのはオレらだぞ。
ちょっとは感謝の念を見せろっての、不破」
藤馬が溜息を吐きながら腕を回した。
「感謝してますとも。
管理モニター室にいたら狭いし不便だし…
テレビに映したら、便利だろ?」
千尋が言うと、藤馬も「ハイハイ、感謝してるよ」と頭を下げた。
どうやら千尋が何らかの改造をしたらしい。
単に配線を伸ばしてテレビに繋げただけだ、と千尋は言ったが、薫には到底できそうもない。
千尋は、凄い。
薫はその様子をただ呆然と見ていた。
こんな状況に放り込まれて、ここまで冷静に行動ができるものだろうか?
「じゃあ、本題に入ろうかな…とその前に」
千尋は自分の首輪に手を触れた。
「怪しい発言はしないで、コレに盗聴器が付いてると思うから」
薫は目を見開いた。
と…盗聴!?
アレだよね、ストーカーが女の人の家に付けたりする…
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