過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
1- 20
21: ◆zroVfRkDXY[saga]
2013/04/20(土) 14:31:58.79 ID:uiXMXkbM0
 男は北斗に詰め寄る。


「何をしようとしていると聞いてるんだ!! 答えろ、エース!!」

北斗「決まってるでしょ!! メビウスを助けに行くんです!!」

「わかっているのか!! エース!! 今の私達の状況を!!」

 北斗に向かって怒鳴りつける。
 男の名前は郷秀樹、北斗の兄的存在の男である。

北斗「わかっていますよ!! だけど、見殺しになんて……」

郷「今の私達にはエネルギーが無い、エースに変身出来たとしても」

北斗「わかっていますよ!! 今の私達には変身できるほどエネルギーはない。仮に変身できたとしても……数秒だけしか活動できない!!」

郷「それだけじゃない!! 残っている光をすべて使い切ったら、二度とエースの姿にも、人間の姿にも戻れなくなってしまうんだぞ!! 私達はセブン兄さん達とは違う、この命は一つじゃないだろう!!」

 郷も気持ちは同じなのだ。
 ジャックに変身さえすれば、メビウスを救える……だがそれは、自分の存在の消滅という事である。

 少し離れた場所でそれを見ている杏子は、頭に疑問符を浮かべながら見つめていた。

北斗「だったら……どうすれば……」

郷「信じるんだ、メビウスを……。それに」

 空を見つめる。
 もしも、彼等の到着が間に合えば……。

郷「今彼女達を安全な場所に連れて行くんだ……」

北斗「……はい」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
122Res/106.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice