過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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824: ◆DQMSi3MV.w[sage saga]
2013/05/07(火) 22:58:32.89 ID:77tHu14Mo
宥「ふ、不意打ちは卑怯だよ…♪」

数分後、ようやく再起動した宥さんが俺の横でポツリとそう言った。
しかし、その頬を羞恥で赤くするその姿が可愛らしいと思うのは俺だけだろうか。
流石にそれをそのまま口にするとまた宥さんが再起動するまでに時間が掛かってしまう。
特に怒られるような事がないとは言え、あまり今の姿を他人に見せたくない俺にとって、それは悲しいかな選べない選択肢だ。

京太郎「恋人を可愛いと言って何が悪いんですか」
宥「はぅ…京太郎君が開き直っちゃった…♪」

それでも自分の感情を少しでも伝えようと口にした言葉に宥さんは的確な言葉をくれる。
しかし、そう言いながらも、宥さんの頬は幸せそうに緩んでいた。
耐性こそないにせよ、そうやって『可愛い』と言われるのは好きなのだろう。
宥さん風に言えば、それは『あったか〜い言葉』なのだから。

宥「でも…有難うね…♥」
京太郎「どう致しまして…っと」

そんな言葉を交わした時には俺と宥さんの足は目的地へと到達していた。
運が良かったのか、それまで同僚たちには一度も出会う事はない。
代わりに何人かのお客さんとすれ違ったものの、それは微笑ましいものを見るようなばかりだった。
恐らく従業員ではなく、地元のカップルか何かだと思われていたのだろう。
それに胸を撫で下ろしながら、俺は宥さんがドアノブを開く姿を後ろから見つめた。



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