過去ログ - フレンダ「結局、全部幻想だった、って訳よ」 Part.2
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 03:00:18.63 ID:QHlQWnBuo
 ああ、自分は夢を見ているのだな。
 彼女は瞬間的にそれを理解する。

 空は快晴。 ジリジリと陽の光が地面を焦がす。
 目の前には、少年が、そして少女がいる。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 03:00:50.63 ID:QHlQWnBuo
 もう二度と、少年と少女の未来が交差することはない。
 そう言い切れるからこそ過ぎった考えだった。

 二人で仲良く共に歩んでいく未来は幻想で、先に待つのは別れのみ。
 それも、互いにとって何よりも辛い結末の、だ。
以下略



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2013/04/21(日) 03:01:17.26 ID:QHlQWnBuo
 空は快晴。 ジリジリと陽の光が地面を焦がす。
 目の前には、少年が、そして少女がいる。
 遠目に、ではなく。 今度こそ、手を伸ばせば届く先に。

『っ!?』
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 03:01:46.36 ID:QHlQWnBuo
『ねぇ、お姉ちゃん』

 少女が尋ねる。
 その顔にはただ、不思議そうな表情だけが浮かんでいた。

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 03:02:35.48 ID:QHlQWnBuo
 ぼんやりと。
 歪んだ視界が開かれる。
 ようやく、少女――フレンダ=セイヴェルンは目を醒ました。

 その手に抱いたままの二つのぬいぐるみ。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 03:03:05.13 ID:QHlQWnBuo
 どこまでも、自分は上条基準で。
 しかしどこまでも、自分はやっぱり自分が大切で。
 なんとか理性で抑えていたつもりだったが、それでも自分の気持ちを抑えきれなくなってしまった結果がこれだった。

 どうしようもなく歪んでいる。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/21(日) 03:06:24.51 ID:QHlQWnBuo
 最終章の序章はここで終わりです。

 いいたいことは色々ありますが、ここでは兎角、謝罪のみをさせて頂きます。
 遅くなってしまい本当に申し訳ありません!
 完結するまでどれくらいかかるかはわかりませんが、暖かく見守って頂けると幸いです!
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 03:14:17.00 ID:2JVszGA7o
復活キター

待ってる


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/21(日) 03:27:43.12 ID:MMoNGOoS0
おお
待ってるよー


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 07:10:05.30 ID:W9QaQucu0
待ってたぁー!!


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/21(日) 07:24:58.98 ID:0o1Atz/I0
復活乙。


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