8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/23(火) 08:36:20.24 ID:KvXHbuyeo
憂「何があっても、お姉ちゃんの味方でいてくれますか?」
紬「……! それは、絶対に、必ず。命に換えてでも!」
憂「……ふふ、すいません、イジワルしちゃいました」
やっぱり見透かされていたらしい。
少しだけ子供っぽく笑った憂ちゃんは、しかしすぐに表情を戻し、続ける。
憂「でも、だからって「命に換えてでも」なんて言わないでください。重すぎます」
紬「ごめんね。でも、気持ちはわかるでしょ?」
憂「………私は、紬さんの全部を信用してます」
紬「………うん、そうだね。唯ちゃんを好きだから、憂ちゃんの信頼も裏切ることも絶対ない。ごめんね、言い過ぎだった」
唯ちゃんのことを愛しているだけで、必然的にその信頼には全面的に応える事が出来る。
そういう話だから、万が一にも信頼を重荷に感じたりする必要さえない。ありのままの私で、琴吹紬という『人』でいればそれでいい。
そういう話。四どころか二も三もない、それだけの話。
私はいつだって、唯ちゃんの味方として隣で生きていく。
憂「ありがとうございます。……って言うのも少し変ですね」
紬「いいんじゃないかな。私も憂ちゃんにはいつだってありがとうって言いたいし」
憂「照れますね……あと、こうして話し合う切っ掛けをくれたみんなにもお礼を言わないと」
紬「そうだね…って、憂ちゃん、形だけの話じゃなかったの?」
憂「そうですけど、紬さんが素敵な人だって再確認できたのは、やっぱり嬉しいですから」
紬「……うん、確かに改まって言われると照れるね」
憂「でしょう?」
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