9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 00:58:37.44 ID:d8IUZfmRo
――移動中の車内――
春菜「あー、びっくりしたー……」
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2013/04/29(月) 00:59:48.22 ID:d8IUZfmRo
春菜「はいっ?」
比奈「そうなんすか!?」
P「うん。あの人はシンデレラガールズプロジェクトの所属だよ。もちろん、うちで仕事して貰ってる以上は守秘義務とかの契約はしてるけど。
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2013/04/29(月) 01:00:18.20 ID:d8IUZfmRo
P「うん。だが、俺としては、プロジェクトのことだけじゃなく、いろいろ考えて動いているからな。お前たちをトップアイドルにするためには……って」
比奈「方針が違うってことっすか?」
P「そういうこともあるかもな。俺はお前たちがトップに駆け上ることが出来ると確信しているから、焦る必要はないと考えているんだが」
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2013/04/29(月) 01:01:38.92 ID:d8IUZfmRo
――とある大学正門前――
晶葉「さて、タクシーを捕まえるか……。電車のほうがいいかな? っと、あれは……」
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2013/04/29(月) 01:02:26.85 ID:d8IUZfmRo
P「お前の実力はかなりのもので、日本に大幅な飛び級がないのが残念だと言っていたよ」
晶葉「……別にこの大学に入ろうと思っているわけでもないのだがな」
P「だが、実際にそういう話を聞くと、晶葉にとってなにが一番の道なのかをしっかり考えなきゃいけないなと思ったりするんだ」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 01:03:07.12 ID:d8IUZfmRo
P「……ああ」
晶葉「助手と私、二人で『池袋晶葉』というアイドルを形作り、完成させ、世に認めさせる。それが二人の誓いではなかったか?」
P「……」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 01:03:35.63 ID:d8IUZfmRo
P「まったく、頼もしいな」
晶葉「当たり前だろう。……そういえば、会議室のプロジェクターの調子が悪いとか言っていなかったか?」
P「え? ああ、あれ。もう寿命だろ」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 01:06:32.20 ID:d8IUZfmRo
――事務所――
P「晶葉はプロジェクターの修理にかかって、会議室にこもりきり。比奈と春菜はしばらく帰ってこない。……ちひろさんと話すなら、ここだな」
ちひろ「はい? なにか言いました?」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 01:07:38.57 ID:d8IUZfmRo
ちひろ「ではお言葉に甘えますが……。前回のフェス、グループ内での順位は何位でした?」
P「……12組中、11位です」
ちひろ「海外ツアーの成績は?」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 01:08:39.38 ID:d8IUZfmRo
P「うちの子たちは、個々のライブバトルを見れば、勝率はそれなりのものです。
全体で下位に甘んじているのは、他所のライブ回数が異常なほど多いからです」
ちひろ「……この事務所を基準に考えればそうかもしれませんが……」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/29(月) 01:09:38.95 ID:d8IUZfmRo
P「たしかにあの三人はシンデレラガールズプロジェクトが始まってから、俺が見出したアイドルです。
しかし、それは、彼女たちの活躍がプロジェクトのうちにとどまるということを意味しない」
ちひろ「なにを、なにを言っているんですか、プロデューサーさん!」
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