過去ログ - ボクサー「僕が魔王退治ですか……」
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15: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:32:03.12 ID:/YTcS2lAO
――――
――


精霊「あー、話はわかった。元の世界に帰りたいんだ?」
以下略



16: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:34:18.41 ID:/YTcS2lAO
精霊「まぁ、だからさ俺の為に働いてよ」

ボクサー「……帰る手段が別にあるなら頼りたくない顔だ」

精霊「さて、なんの力がいい?腐ってもエリート精霊だったから大概のことは出来るが」
以下略



17: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:35:35.92 ID:/YTcS2lAO
精霊「それにさー僕ちゃんの世界とここは根本が違うから」

ボクサー「僕の世界を知ってるんですか?」

精霊「うん。精霊だからね。なんかルールばかりで生きにくい世界だよね」
以下略



18: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:38:29.41 ID:/YTcS2lAO
精霊「最初は甘い考えだった人間も、その半数が魔物に駆逐された頃に考えを改めたけど。時既に遅し」

精霊「今じゃ、魔物が世界の大半を占めてる世界だからさ」

ボクサー「……それでも殺しはしなくていい力が欲しいです」
以下略



19: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:40:11.23 ID:/YTcS2lAO
精霊「そろそろニコチン切れてイライラして来たから手短に話すわ」

ボクサー(やさぐれ街道まっしぐらじゃないか)

精霊「まず“強制力”だが、これは如何なる場合も、僕ちゃんが強制したことからは絶対に相手は抗えない」
以下略



20: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:42:26.38 ID:/YTcS2lAO
精霊「あーうめぇ。俺の枯れたハートに染み渡るニコチン」

猫「まだ話し中?」

ボクサー「なんか精霊のオッサンがタバコ吸ってるから待ってる」
以下略



21: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:45:23.51 ID:/YTcS2lAO
精霊「殴り合って勝ったら、相手の悪意が消え去る仕様にしてるから」

ボクサー「……簡単に言うけど」

精霊「殺し合いは嫌なんだろ?むしろ俺からすれば、殺し合いのが楽に思うけど」
以下略



22: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:47:07.67 ID:/YTcS2lAO
――――

猫「どんよりした表情だけど、戻れる手がかり無かったんですか?」

ボクサー「うーん……。手がかりというかなんかおかしな話になった」
以下略



23: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:49:46.29 ID:/YTcS2lAO
ボクサー「精霊のオッサンが言うには、君の力も強化したらしいけど」

猫「強化って言われても、私が使える魔法なんて、精々、何かを防御したり小規模の結界くらいですよ」

ボクサー「あれ!?なんか攻撃魔法的なのあるから護衛じゃなかったの?」
以下略



24: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:50:46.98 ID:/YTcS2lAO
――神殿・入口――

猫「とりあえず、一回家に戻って旅支度をしましょうか」

ボクサー「そうだね。じゃあ、また走るか」
以下略



25: ◆F6lbtBSr3A[saga]
2013/05/04(土) 01:52:32.29 ID:/YTcS2lAO
――村・入口――

ボクサー「なんか焦げ臭くないか?」

猫「確かに……まさか」
以下略



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