21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/05(日) 21:46:46.50 ID:o//xeQ6Ao
「伊織ちゃん!」
しかし、その女性は私に声を掛けてきた。
そしてその女性の顔を改めてよく見る。
改めて見ると大分美人に育っていたが、昔の特徴的なおっとりしたような、弱そうな目はそのままだった。
22:1 ◆zQeaVqJpYU[saga]
2013/05/05(日) 21:47:15.32 ID:o//xeQ6Ao
雪歩は私が座っていた向かいの席に座り、コーヒーを頼む。
雪歩に座るよう促され、渋々雪歩の向かいに座る。
「…雪歩、どうしたのよあんた」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/05(日) 21:48:13.52 ID:o//xeQ6Ao
…見かけだけ、ね。
うちにも一匹そんなのいたっけ…
またこういうのが増えるのね
「…まぁいいんだけどさ…」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/05(日) 21:48:43.05 ID:o//xeQ6Ao
そう言うと雪歩は少し考えていたが、
突然ハッとした顔になって、
雪歩「泣くために落として来たでしょ」
25:1 ◆zQeaVqJpYU[saga]
2013/05/05(日) 21:49:33.19 ID:o//xeQ6Ao
雪歩「まあ…それなりに。四条さんが打ったメールだったみたいだし、誤字脱字ばっかりだったから分かりづらかったけどね」
あの貴音が一生懸命ケータイを見つめてメールを打っている様を想像して、少し笑みが零れそうになる。
「…そう。」
26:1 ◆zQeaVqJpYU[saga]
2013/05/05(日) 21:50:34.66 ID:o//xeQ6Ao
つい手に力が入ってしまい、机を叩く。
衝撃でオレンジジュースが零れてしまい、雪歩は苦笑いしながら、店員に雑巾を頼んだ。
雪歩「…伊織ちゃんが何をしたのか、何が起きたのか、私は詳しくは知らない。」
27:1 ◆zQeaVqJpYU[saga]
2013/05/05(日) 21:51:26.31 ID:o//xeQ6Ao
>>24 6行目
「…ぶっ[ピーーー]わよあんた」 ?
「…ぶっ殺すわよあんた」 ○
28:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/05(日) 21:52:19.35 ID:o//xeQ6Ao
とりあえず今日はここまで
次の投下は明日か、次の土曜日になります
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/05(日) 22:05:09.90 ID:ZgUgmlIDo
乙です
30:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/11(土) 23:44:17.54 ID:lVuxwo2Po
遅くなりました。投下します
31:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/11(土) 23:44:44.37 ID:lVuxwo2Po
6年近く会っていない友人というのはなんとも話しづらいもので、
その後は、しばらく二人で飲み物を飲むだけの時間が続いた。
あまりに長い沈黙に耐えられなくなって、そろそろ話を振ろうかと考えた頃、外を見ながらコーヒーを啜っていた雪歩が、ゆっくり口を開いた
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