43:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/12(日) 23:59:04.52 ID:g7ENEEnto
律子「…じゃあ、私から一つ」
貴音「はい。律子嬢」
律子は手を上げたのが恥ずかしかったのか、赤い顔でそっと手をおろし、続ける
律子「プロデューサーは…死ぬまでの一ヶ月で、何をしようとしてたの?」
貴音「それは、私にも分かりません。私に届いたのは、先のタイムスリップするという報告と、理由のみですから。」
律子「…そう」
律子は悲しそうに俯いた。
「…俺は、帰れるのか?」
ふと口から漏れていた言葉は、今この瞬間を心配するものではなく、自分の居た時代を心配するものだった。
貴音「…ええ、きっと…私も、古都の詳しい学者に問うてみようとは思っております。」
「…そうか。」
安堵の息をついた俺をみて、貴音は微笑んで、続ける
1002Res/554.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。