49:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 16:26:48.53 ID:5zhXTVzIo
「…」
貴音「どのアイドルから解決するか、それは貴方様次第です。」
問題を目の前に積まれ、一人、反応に困る俺。
50:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 16:27:14.83 ID:5zhXTVzIo
貴音「それから、貴方様の残された時間については、皆には話さない方がよろしいかと」
「ん?そうなのか?」
貴音「ええ。貴方様が一ヶ月で消えるという事実は…おそらく、皆にはつらすぎるかと」
51:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 16:28:22.95 ID:5zhXTVzIo
話が終わってからしばらくすると、目の腫れが治った春香と、少し目の下の化粧が取れた小鳥さんがジュースを持って帰ってきた。
ジュースを飲みながら、しばしの雑談。
春香は自分の近況やら、765プロの近況やらを、笑顔で語っていた。
…明るい話題しか出さなかったのは、俺への気遣いだったのだろうか。
52:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 16:29:24.60 ID:5zhXTVzIo
すみません用事がありますので短いですがここで。
次の投下は今日の夜か明日になると思います
53:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 23:13:51.89 ID:5zhXTVzIo
投下します
54:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 23:14:20.47 ID:5zhXTVzIo
第三章 伊織「私とあいつと765プロ」
喫茶店を出て数十分後。
しばらく泣くと、やたらと頭はすっきりしていた。
55:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/18(土) 23:20:34.62 ID:5zhXTVzIo
「…ただいま」
病室のドアを開くと、楽しそうに話す春香、それを優しい顔で見つめる小鳥
窓の外をじっと見つめて動かない律子、そして…私と雪歩に気づいて顔をこちらに向けて、嬉しそうに微笑むあいつ。
56:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/19(日) 00:00:31.50 ID:PBP63b40o
雪歩は、プロデューサーが六年前に…あんなことがあって、一度病院で泣き、それ以降一度も事務所にも病院にも訪れることはなかった。
P「荒んだって聞いてたけど、よかった。雪歩は雪歩のままか」
雪歩「…あはは…私は…変わっちゃいましたよ。」
57:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/19(日) 00:01:04.10 ID:PBP63b40o
そこからは、私にとっても、誰にとっても、非現実で、信じ難いことだった。
やっぱりこいつは10年前のプロデューサーだったらしい。
信じろと言われても難しい話だ。
58:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/19(日) 00:01:29.21 ID:PBP63b40o
そんな非現実な話から数分後。
皆がそれぞれ非現実を受け入れるための静寂を破ったのは、プロデューサーだった。
P「…さて、と。着替えるからみんな少し出てくれるか」
59:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/19(日) 00:01:57.19 ID:PBP63b40o
今日はここまで
次は明日か来週かです
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