過去ログ - 雪ノ下雪乃「比企谷君、その…少し、相談があるのだけれど」
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1: ◆SFYcHBjzRc[sage]
2013/05/06(月) 15:38:00.31 ID:uUvSD5h5o
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」の2次創作SSです。
最新刊までのネタバレを含みます。
ゆっくりやっていくスタイル。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:38:54.92 ID:uUvSD5h5o


雪ノ下雪乃は、珍しく遠慮がちに、言葉を区切りながら、比企谷八幡へ向かってそう言った。

「……は?」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:41:21.75 ID:uUvSD5h5o


「えーと……雪ノ下、さん?」

「……何かしら?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:41:58.20 ID:uUvSD5h5o


いやマジで今日は本格的におかしい。いつもなら攻撃…もとい口撃が1つや2つや3つや4つ飛んできそうなものなのに。

それから、2人とも黙ってしまう。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:43:12.08 ID:uUvSD5h5o


そんな殊勝な態度の由比ヶ浜に、流石の俺も話を遮られたことに対して怒れず、というか俺の話が遮られることなんて日常茶飯事過ぎて怒る気にもなれず。

「あー…いや、別に気にすんな、全く問題ねぇよ。………あと10分遅く来てくれてたらな」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:44:41.53 ID:uUvSD5h5o


これで、奉仕部において俺・雪ノ下VS由比ヶ浜という構図が完成した。この構図超レアだぞ。

……負ける気せぇへん。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:45:22.38 ID:uUvSD5h5o


                  ×  ×  ×


以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:46:20.93 ID:uUvSD5h5o


「て、ていうかさ!相談なら、私にしてくれれば…」

由比ヶ浜はそう続ける。…ふむ、案外悪くない提案なのではないだろうか。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:46:55.57 ID:uUvSD5h5o


「………?」

あれ、何か私おかしいこと言った?みたいな表情の雪ノ下。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:48:16.64 ID:uUvSD5h5o



「……ゆ、ゆき…のん、それって、その…どういう意味?」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:48:59.50 ID:uUvSD5h5o


いやこんなことはどうでもいいんだが。こってマジでなんだよ。

こんな考えを俺がしている間も、「こここ…」と続ける由比ヶ浜。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:50:18.26 ID:uUvSD5h5o


こく…はく……告白…?

雪ノ下が、俺に?
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:51:40.27 ID:uUvSD5h5o



「…ん。じゃあま、そういうことなら私は帰るね」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:52:30.49 ID:uUvSD5h5o


「………私に、姉がいるでしょう?」

「ん?ああ…陽乃さんか」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:53:08.16 ID:uUvSD5h5o


「……聞いているのかしら?比企谷君」

「…あ、ああ、すまん、聞いてる」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:53:42.71 ID:uUvSD5h5o


「…私も…その、姉に誕生日の贈り物をしようと思っているのよ」

「え……?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:54:16.91 ID:uUvSD5h5o


「…だから、贈り物をしたいの。あの人に借りを作ったままなんて、私にとって耐えられるものではないから」

なるほどな…陽乃さん関係ということなら、俺に話をした理由がわかる。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:55:15.60 ID:uUvSD5h5o


「…私だってあなたにこんな事を頼むのなんて非常に遺憾よ。ただ、一人で選ぶよりは誰かに頼った方がいいのは明らかだもの」

「…………」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:56:11.74 ID:uUvSD5h5o



「………それで、誕生日のプレゼントだっけ?」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:57:19.00 ID:uUvSD5h5o



――そうか、こいつは、変わろうとしてるのかもしれないな。

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 15:58:18.72 ID:uUvSD5h5o


なんて心で毒づいていると、少しだけ顔を逸らして、髪を指で弄りながら、雪ノ下が言う。

「……まぁ…」
以下略



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