過去ログ - 有香「お砂糖とスパイスと、すてきなきもちでできたもの」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 22:44:20.59 ID:M9zGaZkXo
・アイドルマスター シンデレラガールズの二次創作です。
・ト書き形式ではなく、一般的な小説形式です。人によっては読みにくいかもしれません。
・約4500字、書き溜め済みです。数レスで終わりますので、さっと投下します。

前置きは以上です。お付き合いいただけると嬉しいです。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 22:47:01.97 ID:M9zGaZkXo
 鋭い呼気と共に、拳が正面の大気を貫く。
 数瞬止まったままの腕は緩やかに引かれ、今度は長く吸った息を吐いた。
 全身を弛緩させた後、また拳を握り、構える。
 静から動へ――強靱な足腰と腰の捻りにより、
 常人ではわからないだろう淀みない力の流れが、右肩から腕先へと走る。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 22:50:16.70 ID:M9zGaZkXo
「……カッコイイ、かぁ」

 先日の李衣菜との合同レッスンを思い出す。
 トレーナーから有香に課せられたダンスの振り付けを、
 李衣菜が自分もやってみたいと言ったのが始まりだ。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 22:52:16.61 ID:M9zGaZkXo
 有香には長らく、空手しかなかった。
 己の肉体を鍛え、強さと共に努力を身に付かせる。
 何事も苦としない精神性は、道場通いの日々によって築かれたものだ、
 という確信があった。自身を磨くこと、誰かと競い合うことの楽しさも。

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/06(月) 22:53:11.24 ID:M9zGaZkXo
 幾分気落ちしていようと、コンディションが悪かろうと、
 積み重ねたものだけは決して嘘を吐かない。
 今日の仕事もトラブルなく済み、事務所に戻った有香は、
 休憩室で少し身体の熱を冷ましていた。

以下略



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