過去ログ - フィアンマ「暗闇の世界から」アウレオルス「当然、救い出す」
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197: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/21(火) 21:12:12.50 ID:lpRj6DCK0

ぽりぽり。
こりこり。

兎が餌を食べるような音だけが、部屋に響き、遺る。
以下略



198:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/21(火) 21:12:36.49 ID:5ea8UPYu0

ぼきん
    


199: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/21(火) 21:12:49.94 ID:lpRj6DCK0

「………、…」
「…折れたな」

くすくすくす。
以下略



200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/21(火) 21:13:38.97 ID:5ea8UPYu0
  


201: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/21(火) 21:13:57.73 ID:lpRj6DCK0

クリスマス。
どこぞの国では性夜(笑)などと称されるイベントだが、ここバチカンでは宗教的に立派で重要な催し事である。
フィアンマは適度に仕事を片付け、適度に仕事を押し付け、やるべきことを終えた。
儀式というものは金がかかり、手間がかかり、得るものの少ないことばかりである。
以下略



202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/21(火) 21:14:18.84 ID:5ea8UPYu0
  


203: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/21(火) 21:15:27.42 ID:lpRj6DCK0

かさり。

紙のような、セロハンのような。
そんな聞き覚えの少ない音に、フィアンマは首を傾げる。
以下略



204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/21(火) 21:15:49.19 ID:5ea8UPYu0




205: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/21(火) 21:16:03.43 ID:lpRj6DCK0

「青い薔薇。…『奇跡』、『神の祝福』、『夢がかなう』だったか」
「当然、君に似合いの花だ」
「…添えてあるのは…アイビーか」
「俄然、今宵は聖夜<クリスマス>だからな」
以下略



206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/21(火) 21:16:21.62 ID:5ea8UPYu0
  


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