過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 22:41:09.97 ID:Dgfk4HX70
恭介「ごめんね恭介。やっぱり、どうしても二人じゃ限界があると思って」
さやか「いや、仕方ないよ。今日一日学校に行ってみて分かったけど、あの感じでずっとっていうのは厳しいよ」
恭介「ふーん、女子の下着見放題なのに」
さやか「それはもう許してってば」
恭介「夏になれば水着もあるのよ!流石に許せんっ!」」
さやか「ねえさやか」
昨日と同じ声だ。
CDを取りに帰ると言った、あの時の。
二人きりの部屋は、やっぱり重い。
さやか「巴マミって人は、死んでたんだね」
まずはそこから、か。
恭介「うん、黙っててごめん。嘘吐いてごめん」
さやか「なんで転校したなんて言ったの?」
魔法少女のことを言うにはいかない。
恭介「言ったでしょ、まどかはあんまりマミさんのこと話題に出したくないみたいなの」
さやか「でも、その鹿目さんが今日言ったんだ。巴さんは一人で戦って死んだんだって」
恭介「たまたまだよ。あたしが呼びだしたから、少しそういう気分になったのかもしれないじゃん」
さやか「じゃあ戦ったってのは何?」
魔女と、なんて言えるわけにはいかない。
恭介「凶悪なこの社会と、かな」
さやか「ふざけてるのかい?」
恭介「事実だよ。マミさんは……人を助けようとして殺されたんだ」
さやか「え?」
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