過去ログ - 土御門「今度こそ…カミやんを守ってみせる」
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◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:11:14.89 ID:WedfLLRB0
「親友…?」
上条が首を傾げながら、問い返す。
「ああ、俺とお前は親友だ、上条当麻」
以下略
33
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:12:07.05 ID:WedfLLRB0
土御門はすぐには答えられなかった。ずっと一緒のクラスにいたのは『男』の上条当麻だ。だから、どう答えていいのか分からない。
「そうだにゃー、カミやんは結構おっちょこちょいだったところがあってにゃー…」
「にゃー?」
以下略
34
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◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:12:41.50 ID:WedfLLRB0
上条は笑い出した。土御門は久しぶりに見る上条の笑顔に自分の事などどうでもよくなったのか
「笑うなんて酷いぜよ」
「だ、だって…にゃーって…そ、それになに?そのへんな口調」
以下略
35
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:13:46.25 ID:WedfLLRB0
「じゃあ、俺はそろそろ失礼するぜよ」
「え?」
「面会時間も終わりだし、色々と説明をしなきゃ行けない事もあるからにゃー」
以下略
36
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:14:17.20 ID:WedfLLRB0
上条は手を離す。土御門はそれに少し名残惜しさを感じながらも病室をあとにする。
「絶対に…来てね?約束だよ?」
「ああ、約束だ」
以下略
37
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:15:26.24 ID:WedfLLRB0
土御門は病室を出るとすぐに電話をかける。神裂とステイルにだ。時間と集合場所だけ伝えて切る。電話の向こうで何か文句を言っていたが無視。
まずはこの二人からだ。
「土御門」
以下略
38
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:16:23.18 ID:WedfLLRB0
そう言うと、神裂は少し目線が下がった。ステイルはいつものまま無表情。
「今あいつがどんな状況にあるか知っているか?」
「いつもの通り怪我をして入院しているだけだろう。怪我の回復次第、次の仕事を…」
以下略
39
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:19:14.04 ID:WedfLLRB0
土御門はステイルに近づき、胸ぐらをつかむ。
「あいつは!これ以上無茶をしたら死んでしまうほどボロボロなんだよ!」
「どういう…事だ…」
以下略
40
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:21:53.94 ID:WedfLLRB0
そこにステイルが横やりを入れる。
「馬鹿馬鹿しい」
「上条当麻が女になった事などどうでもいい、それより『幻想殺し』はちゃんと機能しているのか?」
以下略
41
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:22:31.67 ID:WedfLLRB0
次の日、土御門元春は学校の担任、月詠小萌の所を訪ねていた。
「土御門ちゃんが家にくるなんて珍しいですねー。何かあったんですかー?」
小萌は来客用にコーヒーを入れながら聞いてくる。
以下略
42
:
◆9j5zFY8NO2
[saga]
2013/05/14(火) 00:23:40.38 ID:WedfLLRB0
土御門は今までの事を全て話した。
魔術の事、今までの欠席の理由、そして今現在記憶を失い、性別が変わってしまっている事。
聞いている小萌は何度か信じられないといった表情をしていたが、最後まで黙って聞いていた。
以下略
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