135: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:11:00.99 ID:zRpkF4zAO
ハンナ「エレンはミカサの家族なの。血は繋がってないって話だけど、昔から一緒に住んでて、訓練中もよく一緒にいるのを目にしたわ。」
ジャイアン「そうなのか。」
ハンナ「そのエレンが・・・・・・死んだって情報が飛び交ってるの。」
136: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:11:51.02 ID:zRpkF4zAO
ハンナ「・・・いえ、それはできないわ。」
ジャイアン「なんで?」
ハンナ「私にはあなたを安全な場所に避難させる義務があるから。」
137: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:13:41.92 ID:zRpkF4zAO
ジャイアン「そうだな。それじゃあ・・・」
ジャイアンはおもむろに立ち上がり、フランツの亡骸を抱き起こした。
138: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:20:42.01 ID:zRpkF4zAO
ハンナ「・・・行きましょう。」
ジャイアン「おぅ・・・」
139: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:22:22.92 ID:zRpkF4zAO
ただでさえ立体機動は身体に大きな負担をかける。
そこへ更に1.5人分の体重。
ハンナの全身の筋肉は悲鳴を上げ、今にもはち切れそうだった。
140: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:23:24.48 ID:zRpkF4zAO
ハンナ「あと・・・・・・少し・・・」ビュッ
最後のワイヤーが打ち出された。
141: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:24:05.37 ID:zRpkF4zAO
壁の淵へと到達したところで、二人の駐屯兵の腕がハンナ達を迎え入れる。
駐屯兵A「さぁ、掴まれ!」
142: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:35:27.40 ID:zRpkF4zAO
と、その時。
???「むぅ? どうかしたんかのぅ?」
143: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:36:02.75 ID:zRpkF4zAO
駐屯兵A「し、司令・・・なぜこのような場所に!?」
駐屯兵B「しかも護衛の者さえ連れずにお一人で・・・」
ピクシス「散歩じゃよ、散歩。」
144: ◆51UnYd7yHM[saga]
2013/05/16(木) 23:36:28.88 ID:zRpkF4zAO
ハンナ「ぴ、ピクシス司令! 私は・・・」ググッ
上官の前で寝そべる事など許されない。
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